誰もがなりたくない病気はあるでしょうが
多くの方がなりたくないと思っている
病気のひとつに認知症があリます。
認知症になると
周りの人に迷惑をかけるからと
認知症になるのを嫌がる人は
多くいます。
あんなに嫌がっている認知症ですが
認知症になったかたで
認知症になったことを悔やんでいる方は
ほとんどと言っていいくらい
いらっしゃいません。
将来のことを怖れたり、不安に思っている人は
認知症になりかけのかたでしょう。
認知症になってしまえば
不安も怖れなどの感情も
不思議とどこかに行ってしまったかのように
振る舞われます。
そう考えると
認知症の不安なき持ちを持つのは
自分自身が正常であることのあらわれでしょう。
ですから
認知症になったことを
正常な時に思い悩むことは
取り越し苦労に近いのです。
認知症になれば
誰かに頼らなくてはいけません。
ですから、認知症でない時には
周りの人に優しく、親切を心がけるのが
いいのでしょう。