あなたは
自分の両親に死に目に会いたいですが。
特に芸の世界に代表されるように
親の死に目に会えなくても
自分の仕事を全うせよ
という風潮が
日本にはどこかあるような気がします。
しかしポール・クローデルというフランスの詩人は
こどもたちに
「自分は死ぬから隣りの部屋へ行ってくれ
自分一人にしてくれ」と言ったそうです。
僕も死を迎える時には
妻やこどもや孫に囲まれて
死を迎えたいと思ったけど・・・・
よく考えると
安らかにいければいいけど
苦しんでる姿はこども、孫には見せたくないし
きっと。家族もそんな弱り切った自分の姿も
見たくないと思うのです。
父も
死の間際になって
おまえの泣いてる顔は見たくない
逝くのが悲しくなるからと
言っていたのを思い出しました。
☆ 自身の経験をもとに、今感じていることをまとめた
拙著第二作「己を信じる道を進め!」を
上梓させていただきました。
この本で記した僕の経験が、思いが
医師としてだけでなく、病いを経験したひとりの人間として
ひとりでも多くの方のお役に立てることを願うばかりです。
Amazon、楽天で購入できます。