日別アーカイブ: 2024年9月24日

親の死に目に合うのがいいのか?

あなたは
自分の両親に死に目に会いたいですが。

特に芸の世界に代表されるように
親の死に目に会えなくても
自分の仕事を全うせよ
という風潮が
日本にはどこかあるような気がします。

しかしポール・クローデルというフランスの詩人は
こどもたちに
「自分は死ぬから隣りの部屋へ行ってくれ
自分一人にしてくれ」と言ったそうです。

僕も死を迎える時には
妻やこどもや孫に囲まれて
死を迎えたいと思ったけど・・・・
よく考えると
安らかにいければいいけど
苦しんでる姿はこども、孫には見せたくないし
きっと。家族もそんな弱り切った自分の姿も
見たくないと思うのです。

父も
死の間際になって
おまえの泣いてる顔は見たくない
逝くのが悲しくなるからと
言っていたのを思い出しました。

☆ 自身の経験をもとに、今感じていることをまとめた
拙著第二作「己を信じる道を進め!」を
上梓させていただきました。
この本で記した僕の経験が、思いが
医師としてだけでなく、病いを経験したひとりの人間として
ひとりでも多くの方のお役に立てることを願うばかりです。

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ほめる育児

突然ですが、こんな話を聞きました。

「人はなぜ悪行ばかりを見つけるのだろう。
悪行は確かに良いことではないけど、悪行があるから善行がある。
ならば
悪行を少なくするために苦心するより、
善行を探し、見つけ、それを愛でた方が、人は善良になる。
たとえ過去に悪行を行った人がいても、
その後のその人の善行を褒め続ければ、二度と悪行しなくなるものである。
ゆえに人の道とは、
人の善行を探し、褒め、認めれば、善行の輪が大勢を支配するのである。」

これは、孔子が人の育て方を説いた時の言葉です。

人を育てる方法は、まさに子育ての方法。

4歳から11歳の間、ずっと怒られ続けたこどもは
おとなになって、褒めらた時、どんな風にリアクションしていいか
わからなくなるといいます。
そして、褒められたことのない人は
褒められても、「いえいえ、そんなことはない」と
否定して
褒められたことを素直に、そして謙虚に受けとれないそうです。

「ほめられたら伸びる」が子育ての極意。

そういえば、診察中でも、
アーンが上手にできたねとか
注射がんばったねと伝えると
うれしそうに帰って
次回からは自分一人で診察できるようになるこどもがいます。
こども達は、褒められたがっている。

褒めて育てると
「褒めは7割、叱り、注意は3割」を実践すると
伸び伸び、素直なこどもに育ち
大きくなった時も、あわてなくていいかも

☆ 自身の経験をもとに、今感じていることをまとめた
拙著第二作「己を信じる道を進め!」を
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この本で記した僕の経験が、思いが
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