日別アーカイブ: 2024年9月25日
把手共行
ともに手を取り合っていくという言葉。
この言葉のように
共に手と手を取り合って
一緒に生きていくという意識を
持っている人が
周りにいれば安心して生きているのです。
楽しい時だけでなく
悲しい時にも苦難を共に分かち合っていると
言葉を交わさなくても
お互いの表情を見るだけで
わかり合える人がいれば安心です。
そんな把手共行といえる
友人でも、夫婦、家族など
こころから信頼しあえる絆を紡ぐことが
しあわせに生きるために
必要なことでしょうね。
☆ 自身の経験をもとに、今感じていることをまとめた
拙著第二作「己を信じる道を進め!」を
上梓させていただきました。
この本で記した僕の経験が、思いが
医師としてだけでなく、病いを経験したひとりの人間として
ひとりでも多くの方のお役に立てることを願うばかりです。
Amazon、楽天で購入できます。
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平熱
今日は、平熱について。
いきなりですが、質問です。
熱かな?と思ったら、どんな方法で熱を確認されますか?
電子体温計で計りますか?水銀体温計ですか?
どこで測りますか?わきの下?口の中?直腸温?
どの方法でも正解です。
ただ、それぞれの特徴があります。
電子体温計は予測式で、
水銀体温計よりも早く測れますが、実際より0.2~0.4℃高くなります。
高い時は、水銀体温計でも測ってみましょう。
測る部位によっても体温は異なります。
体表面よりも深部になるほど、体温は高くなり
わきの下が一番低く、口の中は0.1~0.2℃、直腸温は0.2~0.4℃高くなります。また、わきの下は、外気の影響を受けやすいですが、深部体温は安定しています。
ところで、体温は1日中一定ではありません。
早朝が1番低くく、段々上昇し夕方が最も高く、また低くなるという
24時間の体温のリズムがあります。
体温は運動、時間、気温、食事、睡眠、性周期、感情の変化・・・など
様々なケースで変化します。
こどもの場合
①泣いた後 0.2℃上昇
②哺乳後0.2℃上昇
③お風呂上がりは0.2~0.4℃の上昇
④午前中よりも午後が0.5~1℃上昇
⑤動きの激しいこどもは、睡眠時、安静時以外は体温が高め。
⑥夏の車の中、冬の暖房のききすぎ、厚着などで体温が上昇
熱は色々な条件で異なります。
ですから
医療現場では、午前中、14時、20時、就寝前に体温を測って、
その平均をとって平熱としています。
個人でこんなに測るのは大変なので
病気の時は朝、昼、寝る前の一日3回
平熱を知りたいなら、同じ時刻に週二回測って、それを2ヶ月続けて平均を出すと
それがあなたの平熱になります。
発熱とは、平熱より高い場合
すなわち、体温の1日正常幅を超えて上昇すること になります。
※おとなは0.6~0.7℃ こどもは1℃
こどもの場合、平熱より1℃高くなってれば、病院へ。
0.5~1℃未満なら、安静で様子を見る
0.5℃未満なら、そのままで様子を見る。 でいいと思います。
平熱のことを知っていれば
熱を測った時にあわてなくていいかもですね。
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