月別アーカイブ: 9月 2024

満腹だからおなかがいっぱいになるわけではない。

からだの仕組みは
不思議なこと、わからないことが
たくさんある。

ノーベル賞を授賞された
本庄佑先生がこんな話をされていた。
人には満腹中枢があり
そこに食物が十分であるという信号が送られると
満腹だと判断するのではない。
と仰っています。

実は満腹中枢は
感情を司る大脳辺縁系に存在していて
つまり
どんなに食べても
美味しいと感じないと
食べ物に満腹感を感じないのだそうです。
つまり、食べても食べても
満足しないのは
自身が美味しいと感じていなかったり
もっと言えば
食べることに感謝を持たないと
満足感を持たずに
いつまでも食べ続けてしまうのです。

ですから
食べ物があることになれている現代だからこそ
食べられることの喜び、、感謝うぃ持って
毎日食卓に向かわなければ
いけないのでしょう。

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自然の中に身をおくと健康になる

音楽には
ひとを癒やす効果があり
魂の薬とも呼ばれ、
不思議な力が宿っている
と古代より信じられていました。

音楽はもともと
鳥のさえずりや虫の声、
小川のせせらぎ、
風で木々が揺れる音など、
自然が奏でる美しいハーモニーに
はじまり
その自然の音を表現しようとして
創られました。

現代に生きる私たちも、
ストレスを感じると
山や森など自然いっぱいの場所にいきたくなり。
行くと心身がリフレッシュして、
また明日から頑張ろうと力が湧いてきます。

それだけ
エネルギーが大自然にはあふれているのです。

実際に
木の香り成分である
「フィトンチッド」には
心身を落ち着かせる効果があります。
小鳥のさえずり、小川のせせらぎの音には
1/fゆらぎという波動ををもっています。

人のからだにも、
脈拍も、呼吸にも
このリズム1/f揺らぎをもっています。

ですから
忙しい現代人でも、
時には大自然に身をゆだねると、
自然の中の1/fゆらぎを
からだいっぱいで感じ
同調すると
これまでのストレスから解放され
からだ全体の健康波長に
満たされる
こころもからだも元気になるのです。

自然の中に身をおくこと
それがこころから健康になる方法
のひとつでしょう

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「和々」をどう読む?

和という感じは
令和、昭和など年号でもよく使われ
聖徳太子の十七条憲法でも
第一条に「和を持っ貴しとなす」などと
最初にでてきます。

それだけ日本人が昔から大切にしてきた
漢字です。

和という文字を知ると
音読みでは{ワ・オ・カ」
訓読みでが「やわらぐ、あえる」
名前に使う時には「かづ」
と読んだりします。

和という字は
元々日本にあった文字のようで
漢字が中国から伝わった時に
この漢字に日本語をあてはめて
訓読みを創ったと言います。

元々あった和の日本語は
ニコだったようです。

笑顔のことをニコニコというように
日本人が元々ニコニコして
暮らしていて
この字を大事にしていたので
年号にも最近使われるのでしょう。

和々の読みの正解は
「ニコニコ」でした。

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心の安定はミネラルの力で


最近、凶悪な事件が増えています。
それには、キレやすくなったことが根底にあります。
キレやすい人が増えた原因のひとつにミネラル不足があげられます。

1990年代後半アメリカの大学で、
ネズミを2群に分け、1群は通常の人工餌、
一方の群には、ミネラル成分をぬいた餌を与え続けました。

すると、
ミネラル成分を抜いた餌のネズミたちは凶暴になり、
仲間同士で傷つけ合ったり、飼育ケースに手を入れただけで噛みついてくるのです。
その後も様々な実験がなされ、
現在では、動物にとってミネラルは精神を安定させる役割があると考えられています。

人では、怒ったり、興奮したりすると、
左右の腎臓の近くにある副腎からアドレナリンというホルモンが分泌されます。
アドレナリンは
攻撃的に、行動的になる時に分泌され、相手を攻撃したり、物を壊したりするといった
凶暴な行動に出る時は、
大量のアドレナリンが血中に放出される状態なのです。

そのアドレナリンの分泌を抑えてくれる働きが、
ミネラルにあります。

現代の日本人は、もっとミネラルを獲らなければなりません。
だからといって、
硬水のミネラルウォーターや、カルシウム豊富な牛乳をとっても、
ミネラル不足は解消されません。

元々日本人はミネラルが少ないと言われます。
かつての日本人食事は、根菜、菜っ葉、山菜、豆、海藻、穀物、魚が主でした。
魚以外は全て植物です。

食物には繊維成分とミネラルからできています。
実は、日本人は、菜食という食生活を習慣にすることで、
食物からミネラルを補充していたのです。
ですから、
日本人はミネラル不足を解消するためにも、
バランスのとれた伝統的な和食中心の食生活に切り替えることが、
ミネラル不足を解消する一番の近道でしょう。

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なりたくない病気

誰もがなりたくない病気はあるでしょうが
多くの方がなりたくないと思っている
病気のひとつに認知症があリます。

認知症になると
周りの人に迷惑をかけるからと
認知症になるのを嫌がる人は
多くいます。

あんなに嫌がっている認知症ですが
認知症になったかたで
認知症になったことを悔やんでいる方は
ほとんどと言っていいくらい
いらっしゃいません。

将来のことを怖れたり、不安に思っている人は
認知症になりかけのかたでしょう。
認知症になってしまえば
不安も怖れなどの感情も
不思議とどこかに行ってしまったかのように
振る舞われます。

そう考えると
認知症の不安なき持ちを持つのは
自分自身が正常であることのあらわれでしょう。
ですから
認知症になったことを
正常な時に思い悩むことは
取り越し苦労に近いのです。

認知症になれば
誰かに頼らなくてはいけません。
ですから、認知症でない時には
周りの人に優しく、親切を心がけるのが
いいのでしょう。

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見つめる育児

3歳8ヶ月の女の子Aちゃんが受診。

Aちゃんが診察室に入った時
歩いて入ってきたから、大喝采。
診察室に3歳の女の子が歩いてきただけで
拍手喝采?
どうしてだと思いますか?

実は、Aちゃんは、
先天異常のため、発達障害があります。
おかしいなぁと思ったのは、3ヶ月健診の時。
首も座ってなく、体も柔らかいし、顔も特徴的でした。
総合病院で検査を受け、先天性の発達障害と診断されました。

診断後もかかりつけ医として、
風邪を引いた時、予防接種の時など受診してくれます。
Aちゃんの発達はゆっくり。
1歳になってお座りできなくても
1歳半になっても、歩かなくても
3歳になって、お話ができなくても
その時の気持ちを、Aちゃんらしく表現してくれる
そして、来るたびにできることが増えてるAちゃん。
だから、みんなAちゃんに会うのが楽しみになってました。

今日
Aちゃんが初めて歩いて診察室に入ってきました。
だから、みんな歩けたことがうれしくて
思わず拍手喝采になったのです。

Aちゃんのお母さんはいつ会っても優しい顔。
総合病院を紹介した時も、高熱の時も、注射の時も
発達が遅れてても、取り乱すこともなく、
いつも、どんな時も
優しく包み込むようにAちゃんを見つめてました。

どうして、いつも穏やかにいられるの?
僕は思います。

きっと、このお母さんは
誰とも比較せず
Aちゃんだけを見つめている。
医学教科書の発達と比べてもない。
Aちゃんが今日できたこと、できた瞬間を心から喜んでいる。
目の前にいるAちゃんだけを純粋に見守ってるから
穏やかに生活されている気がします。

子育てって、
競争じゃないし、お手本があるわけじゃない。
目の前にいるこどもにあわせてするもの。
その子の喜び、悲しみを共に分かち、支えることが大事。
その気持ちが、こどもだけを見つめる心が
“あわてない育児”につながる
と教えられた気がします。

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しあわせの呪文

“ありがとう”と言えば
みんな笑顔になる
だから
”ありがとう”は
しあわせの呪文

”大好き”と言えば
出会った人が
みんな笑顔になる。
だから
”大好き”も
しあわせの呪文

”ありがとう”
”大好き”は誰でも使える
しあわせの呪文

今日もしあわせの呪文で
自分のまわりを
みんなを
しあわせいっぱいにしたい

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重陽の節句

平安時代から
9月9日は重陽の節句と言われ
大変めでたい日と考えられてきました。
この日は宮中行事として
邪気を払うとされた菊の花を観賞しながら
菊の花弁を浸けたお酒を吞み
不老長寿を祈願していたそうです。

菊と言えば
皇室の紋章でもあると同様に
日本の国花でもあります。

菊の花には
邪気を払うパワーだけでなく
邪気を寄せつけないパワーがあるともいわれ
仏壇やお墓に供えると
結界を張るというくらい
強いパワーがある花といわれています。

菊には
食用の花もあり
食べることで邪気も祓うことが出来ます。

菊の花を食べるのが苦手という人には
この時期に出てくる
緑のみかんは早生みかんといわれ
邪気を祓う力があると言われます。

この時期緑色のみかんをみつけたら
買って食べられると
からだがスッキリしますよ。

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天上天下唯我独尊

これは、お釈迦様がこの世に生まれた時
東西南北に七歩ずつ歩まれ
右手で天を、左手で地を指されて
述べられたいう言葉です。

直訳すれば
この世界で我よりも尊い存在はない
という意味になるのでしょう。
それが、お釈迦様が生まれた時の言葉となると
お釈迦様自身のことを
言っているようにもとれます

が、自尊心というものは
誰のこころのなかにもあります。
自分を尊いものだと思うと
自分のいのちは粗末にしてはいけない
授かったいのちを大事にして生きようと
いう気持ちが生まれてきます。

そして
この気持ちは自分ひとりの気持ちではなく
あなたの周りの人も
尊いいのちをもって生きているのです。

ですから
この言葉は、お釈迦様自らのことを
言っていると言うより
自分自身を大事にして生きると同時に
周りの人も大事にして生きて生きなさい
と教えて下さっている
言葉だと感じるのです。

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お金もうけの落とし穴

どんな時代になっても、その時代にあったお金儲けの方法はあります。
そして、必死で働かなくても、楽にお金を儲けたいという
人の欲望に火をつける甘い囁きに惑わされることもあるでしょう。

現代でも、「アフィリエイトや株式投資などの副業で
楽々成功する方法を教えます。」という
動画や文字がパソコンを開ければ、目に飛び込んできます。
そんな文字が目に止まると、ネットを使って楽に稼いで、
好きなことができたら・・・という幻想の夢を描きだしてしまうのです。

ここで、覚えていて欲しいのは
お金を稼ぐことと、特にどんな方法であれ
お金を稼げればいいという生き方は、その代償として
「虚しさ」の気持ちが生まれるということを知っていて欲しいです。
ですから、お金を稼ぐ手段を選ぶ時に
その稼ぐ方法が、自分の求めているアイデンティティーと一致していないと
”虚しさ”を感じてしまいます。

そしてその”虚しさ”を
お金を稼ぐことで解消しようとしてしまい
どんどん”虚しさ”が増すという悪循環が生まれてしまいます。

お金を稼ぐことは多大なエネルギーを消費することも知っていて欲しいのです。
多大なエネルギーを浪費して手に入れたものが、
自分をしあわせにしてくれるでしょうか?
人間は飽きてしまう生物です。
気がついた時にはエネルギーも消費してしまい、
身も心もボロボロになっているということを経験したという人は
読者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ここで、はっきり言いましょう
お金を儲けるだけでは、みなさんをしあわせにしてくれません。
それは、お金でからだ(肉体)を満たせても
こころ(魂)までは満たせないからです。
お金で満たされるしあわせは、快楽という肉体的なしあわせ。
お金だけではこころ(魂)は満たされないのです。

お金を稼ごうと進むときには、
自分のしあわせの軸を見失わないようにすることが大事なのです。
自分の求めている、心から求めているしあわせな人生とは・・・・
それを満たすためにお金を稼いでいくのです。

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