日別アーカイブ: 2024年10月8日

子育てはぶっつけ本番

妊娠がわかって
こどもが生まれるまで
10か月近くの日々があリます。

妊娠期間中
赤ちゃんを迎える準備をするでしょう。
育児書を読んで
必要なものを購入したり
先輩ママさん達の話を聞いて
生まれた後のことを
考えたり、シュミレーションをする
ことでしょう。

でも、実際、赤ちゃんが生まれると
実際思ってたことと違ったり
思いもかけないことが起こったり
戸惑うことばかりでしょう。

子育ては
練習期間はなく
一発勝負のぶっつけ本番です。
そして困ったことに
初めてだからと知らん顔したり
逃げ出したりすることもできない
とても過酷な仕事でもあるのです。

苦しくて
どうしていいのかわからず
惨めになったり、泣きたくなることもあるでしょう。
そんな時
自分がどう感じているのか
自分自身で感じてわかってあげることが大事なんです。

今の自分の大変だという気持ち
誰もわかってくれないとしても
あなた自身が
自分の気持ちを素直にわかって、受け入れるだけでも
あなたの気持ちは楽になって
次の行動に移れるはずです。

子育ては
苦しいことばかりではありません。
予想しなかったような
喜びを感じることだってあります。
その時は思いっきりこころから喜びましょう。

喜びも悲しみも
全て受け入れることが
あなたをもっとしあわせなしてくれるのです。

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ネット情報


最近、「⚪︎⚪︎の病気じゃないでしょうか?」と
受診される方が増えています。

身体の調子が悪いと病院にかかる前に、
気になる症状をインターネットで検索して
当てはまる病気を予想されて来院されます。

昨日も1ヶ月のお孫さんが、発熱と発疹のため入院していて
ウイルス性の感染で、
好中球も減少したのも今回の原因だったとか。
好中球の減少?って聞くと
血液疾患?慢性?急性?の疾患?、これから感染に注意?など
いろんな事が頭に浮かびます。
このおばあちゃんも心配になって
ネットで好中球減少について調べたそうです。
でも、不安が大きくなって相談に来られました。

ネットの情報って
手軽に調べられて便利だけど注意、
使うに当たっての心構えが必要。
そこで
今回は、ネットの情報であわてないために。

ネット上の症状と診断の解説って
どれくらい正しいと思いますか?

ハーバード大学の調査によると
症状のある人に23の健康サイトで検索してもらい
自己診断をしてもらいました。
1つ目の診断情報が正しかったのは34%、
上位20件の診断を見ても60%しかあがりませんでした。
という報告がありました。

ネットで診断に至るのは、難しいことがわかります。
ですからネット情報には注意ですね。

ネット情報を見る時の注意点です。
①情報発信者が誰であるかをみましょう。
医療情報なら、病院名、医者名など責任ある人が
書いてあるかをチェック。
②断定的に書かれているものは注意しましょう。
個人的意見の可能性が強く、検索者に当てはまるかどうか
は不透明。
③特殊ケースが上位に上がってくることも多い。
日常ありふれたことは、情報になりにくいので、
非現実的な点が上位に上がりやすい。
④検索者の相談に直接乗ってるわけではない。
判断は全て検索者に委ねられてるので、
更に悩む原因になることもある。

このようにネットの情報は
検索者の悩みに直接答えているではなく
情報発信者の考えに左右され
判断は情報を受け取る側に全責任を委ねられています

実は、医者は、患者さんを診るときの思考回路は
インターネットで検索するように
頭のなかで色んな情報を引き出しています。
ただインターネットと違うのは
患者さん自身から情報を収集して
起こりそうなことから、順番に慎重に様々な可能性
も考えていること
そして判断していることです。

医者は
この鑑別を広く冷静にできることが求められています。
ですから
医者は日々勉強しなければならないし
また、日々目の前の患者さんから多くのことを
学ばせてもらってます。
だから、謙虚な姿勢が必要です。

インターネットで調べた時
その内容に一喜一憂しがちですが、
やはり鵜呑みにはせず
参考にとどめた方がよいです。

実際の受診されたお孫さん
現在のお孫さんの情報がないので、
可能性などポイントについてお話しすることはできましたが
診断にはたどりつけませんでした。

気になることがあれば
病院に行くのがいいですね。
そして、なんでも相談できるかかりつけ医を
持つことが大事ですね。

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