吐いた時②

以前お話しした、吐いた時にあわてないための続きです。

吐いた時、
「脱水にならないように、水分をとらせないと」思い
おこさんも口の中が気持ち悪いから、
「お水を、お水を」と訴え、コップに飲み物を入れて渡すと
お子さんは、ゴクゴク飲んで・・・・
飲んだ途端にゲボッと戻して
またあわてて、水分を与えてしまって嘔吐をくりかえし
気がつくと、脱水が進行して、おこさんはぐったり
あわててしまったって経験ありませんか?

吐いてるときは
脱水にならないように
確実に水分を取らないといけません。
でも、あわてて飲ますと
かえって嘔吐を繰り返すことになります。
だから、吐いてる時の
水分の取り方ってとても大切です。

こどもは吐いた後、再度吐きやすいので
吐いてしばらくして時間を空けて(30分~1時間)
吐き気がしっかり落ち着てから
水分を与えましょう。

水分を与える時も
一気に飲むと、吐くまで飲んじゃうかもしれません。
コップで手渡しにするのではなくて
常温のものを、スプーンかお猪口で
一口ずつ、ゆっくり、ゆっくり
吐き気が来ないかどうか確認しながら
飲ませて上げてくださいね。

吐いてるときの水分の与え方は
”少量頻回”が
少しずつこまめにが基本です。

水分だけでなく塩分の補給も必要です。
できれば、“OS-1”や“アクアライトORS”などの経口補水液なら
水分も塩分もバランスよく補充できるので、お勧めです。

吐き気が治まって、水分を取れるようになったら
病院でもらったお薬を飲ませましょう。
お薬も吐いてる時は飲めないので、
あわてて飲ませないで下さいね。
水分もとれるて、お薬が飲めたら、やっと食事です。

食べるものによっては、またゲボってするかも。
ですから、最初は
少なめの量で、消化の良いものを食べさせて上げてくださいね。

ここまできて
嘔吐もおさまってたら安心です。

ただこの頃になったら、
ひょっとしたら、下痢が始まってるかも。
そしたら、まだまだ食事には気をつけないといけなくなります。

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