ありふれた教室という
ドイツの普通の中学校で起こった
小さい事件から端を発した
サスペンススリラ。
教室で起こった小さな事件を
解決しようと
正義感の強い教師が
行動するのですが
そこには学校の闇
生徒達のこころの闇
親御さんの深い深い思いを
あぶり出すことになり
クラス崩壊が起こり
それが学校全体に広がっていく。
発端は小さな事件かもしれないけれど
それは
人のこころの抑えることができなくなった
負のエネルギー。
小さな吹き出しから始まった
負のエネルギーの噴出は
止めることはできなくなる。
負の連鎖が起こる前に
負のエネルギーに気づき
留めることが大事。
ただ留めることだけでなく
その奥にある心の闇に
光を当てていくことを
避けてはいけないと
こころをぞっとしながらも
感じた映画だった。