こころの鍛え方の目的

コロナ感染症が始まる前から
特に東日本大震災後に
人々の意識は大きく変わってきました。

医学の世界でも
これまでの検査至上傾向から
目に見えないものが
その人の健康に関わっているのでは
ないかと気づき
精神をこころを鍛える方法が
試される方も増えてきています。

こころを鍛える方法といえば
瞑想、座禅、ヨガ、祈りなど
以前は宗教家がご自身の鍛錬のために行っていた
いわゆる修行を
一般の方でも行う方が増えてきています。

これらの行は
一回行うだけでは意味がなく
毎日行うことに意味があるのです。

これらの毎日行われる精神鍛錬の行の
共通する目的とは
こころのあり方を正しく調整することで
意識レベルを高めようとする作業なのです。

意識レベルを高めるとは
日頃メインで働いている顕在意識を
潜在意識に変換し
さらに高い意識レベルに高めるのが
目的なのです。

これを医学的にいえば
大脳新皮質の働きを抑えて、
脳幹・爬虫類的脳といわれる大脳旧皮質を
しっかり働かせるということなのです。

脳幹、大脳旧皮質は
どんな生物にもある
人が生物として生きていく
生まれた時から授かっている
生命力が存在する部分です。

進化の過程で
人は大脳新皮質が発達することで
この部分が旧皮質の働きを抑えてしまって
頭で考えて、自分のからだを抑制してしまっているのです。

ですから
脳幹・爬虫類的脳をしっかり働かせ
生命力を目覚めさせるのが
こころの鍛え方の目的なのです。

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