日別アーカイブ: 2024年11月6日
高い意識のレベルに上げるための方法
今この世に生まれてきた目的が
より高い意識レベルに近づくためだ
とするならば
毎日の生活の中の行動の
すべてが修行ということになります。
僕が考える
日常生活で意識レベルを高める
必要なことを紹介したいと思います。
①憎む、妬む、心配する、怒る、迷う、疑う、不平不満
いらいらする、せかせかする感情を起こさないようにする
もし起きてきたら、すぐ断ち切る。
決してこの感情をひきずらないようにする
②足を知る。簡素な生活をする
③睡眠をしっかりとる。熟睡できる工夫を
④常に正しい言葉を使う。
人を傷つける言葉を使わない
⑤気の悪い、波動の悪い場所や人に近づかないようにする
⑥居住空間を気のいい・美しい場所にする
⑦プラス思考で、楽しく、明るく、おめでたく過ごす。
以上のことを自然に心がけて
生活できるようになれば
きっと成長している自分になっているでしょう
Perfect Days
役所工事主演で カンヌ国際映画祭で2023年主演男優賞を
授賞した「Perfect Days」を観た。
この映画は
役所工事演じる平山の
トイレ清掃員として働く毎日の生活を淡々と描いた映画。
独身で、一人暮らしの彼は
毎日日が昇る前に目が覚め
身支度を調え、アパートの前の自動販売機で
いつも決まったコーヒーを飲み
車でお気に入りのカセットに入った曲を聞きながら
トイレ掃除に向かう。
トイレにつくと、もくもくと
決められた方法で隅々まできれいに清掃していく。
清掃中に
用をするために人が入っても
文句など言わず、
とてもしあわせそうなお顔をするのです。
気持ちよく使っていることを
想像しているように
掃除に満足している表情でした。
仕事が終わると
銭湯の一番湯につかり
風呂上がりは駅ナカの行きつけの酒場で一杯。
大将も毎日くることがわかっているので
席につくと
「おかえり」と声をかけて
いつもの酒とつまみをだすのです。
そして帰ってゆっくり眠くなるまで
古本屋で買った小説を読むのです。
そして、またいつもの朝が始まるのです。
そこには声を出し必要も会話もありません。
ただ
昼食を食べる神社の木漏れ陽は
いつも違っているように感じるのか
その木漏れ陽をフイルムのカメラに
何年も修めているのです。
そして
時折見つけたか弱い植物を持ち帰り
家で育て
その成長を楽しみひとつです。
そんないつもと変わらない生活を送ることが
主人公にとってのしあわせなのでしょう。
そんないつもと変わらない日々を生きていても
人とかかわっていると
迷子にあったり、見知らぬ人との見知らぬ交流があったりと
変化があるもの。
主人公の生き方は
人知れず人のために生き
自分の決めた余暇を過ごす
誰にも邪魔されずに生きていくことが
しあわせな生活だと
この映画は教えてくれる。
おっとりした主人公が
怒りを露わにしたのは
清掃員が突然やめて
その人の分まで仕事をしなくては
ならなくなった時でした。
自分のしあわせな脅かされたから
だと思います。
しあわせの形は人それぞれ。
人に評価されなくても
人のためになっていると信じて仕事に取り組み
今という時間を生きていることを感じて
生きることができたら
どんなにしあわせだということを
この映画は教えてくれました。
しあわせの種は
自分のこころの中にあるのです。
そしてそのしあわせの種は
みんな違うのです。