病気じゃないから健康

 

病気の状態と健康の状態を
区別することはできますか?

普通、人は
症状が出れば病気と自覚し
検査が異常だと治療する決断をします。

でも、 身体は
突然悪くなるわけではありません。

暴飲暴食、体に負担のある食べ物など
食生活の乱れ
運動不足、慢性的な睡眠不足
そんなストレスフルな毎日を過ごしていたら
徐々に身体は蝕まれ
将来糖尿病、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、うつ病・・・など
様々な病気のリスクが日々たかまっているのです。

検査が異常でなくても
自覚症状がなくても
こんなリスクの高い生活をしていて
いつ病気になるかわからない状況って
たとえ症状がなくても
健康って言えるでしょうか?

エルマー・ウエリッヒ医師は
人が病気になる過程を
“樽と樽の中の水”にたとえています。

樽の中に
健康リスクという水がどんどん注ぎ込まれ
リスクという水がどんどん増え
ついには樽から水があふれてします。
その水が溢れた瞬間
病気が発症すると言われてます。

人の身体は
0(健康)か1(病気)という
デジタル的なものでなく
連続したアナログ的な状態で
成り立っているのです。

ですから
症状を自覚する前
検査異常が出る前
病気になる前に
樽の水が溢れないように
体の異常をキャッチし治療し
リスクを食い止めることが
健康を守る。
そして
リスクのない生活を送れること。
それが
これからの医療のあるべき姿だと
僕は思います。

 

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