赤ちゃんの肌ってどんなイメージですか?
張りがあって
みずみずしくて
スベスベして
きれいな肌をイメージされますよね。
だから、湿疹ができると
とっても心配になります。
アトピーじゃないかって
病院に駆け込むこともあるでしょう。
でも、実は
赤ちゃんの肌はとってもデリケート。
湿疹もできやすいんです。
ですから今回のあわてない育児は
乳児湿疹についてです。
赤ちゃんの肌は、とっても弱くてデリケート。
それは
赤ちゃん肌は、おとなの肌の半分の厚さしかないんです。
皮膚の大事な役目は
外からの刺激から体を守るバリア機能。
実は体は
細菌、ウイルスなどの微生物、大気汚染などの化学物質の
攻撃を受けています。
皮膚は、外敵の侵入を防いでくれているのです。
また
体の内部の水分が
外に蒸発しないようにから守ってくれてます。
赤ちゃんの肌が
水々しくて
スベスベしてるのは、
赤ちゃん自身に水分が多いこと
生まれた時は
お母さんのホルモンの影響で
皮脂の量も維持されてます。
生後3ヶ月を過ぎると
皮脂の分泌量も減り
もともと皮膚自体も薄いので
皮膚のバリア機能がどんどん低下します。
バリア機能の低下すると
体内の水分が外に蒸発して
カサカサしてしまいます。
また
汚れ、ダニ、汗、よだれ、ホコリなどの
刺激を受けて
湿疹がすぐできてしまいます。
赤ちゃんは誰でも皮膚が弱くて、
デリケーだから
湿疹ができやすいのです。
だから
湿疹ができないように
スキンケアーが大切になってきます。
スキンケアーのポイントは二つ。
清潔と保湿。
こまめに汚れを落とすこと。
お風呂で
泡立てた石鹸で、
くびれの部分も丁寧に洗います。
洗った後、石鹸をよく洗い流すこと。
お風呂でもお汗をかくので
芯まで温め過ぎないことも大切です。
そして
お風呂上がりや
汚れを落とした後10分以内に
保湿剤を塗って、保湿をしましょう
毎日根気よく続けると
だんだんしっとりお肌になります。
湿疹が治っても
根本の赤ちゃんの肌は変わらないので
よくなった後も
しっかりスキンケアーを続けましょう。
乳児湿疹を治すコツは
こまめに、根気よくです。
その努力は
10年後のお子さんの肌に現れます。
きっと、感謝されますよ。