年別アーカイブ: 2024

マジッククエッスチョン

以前までは
行き詰まったり、途方に暮れてしまった時
自分に問いかけてみた。

「今年死んでしまうとしたら
君は何をしたいのか}

そう、自分に問いかけると
そうだ、これをしとかないといけないと
やることに気づき
やっているうちに
悩んでいたことも忘れ
毎日夢中になって生きていくことができた。

そうして
今は還暦前になり
このマジッククエスチョンを自分に
問いかける時間が増えてきた。
時間だけでなく
問いかけも増えてきた。

「来年死んでしまうとしたら、どうする?」にはじまり
「来年目が見えなくなってしまうとしたら、どこ行きたい?」
「来年外に出かけられないとしたら、どこに行っておく?」
「来年食べられなくなるとしたら、何食べる?」
「来年誰にも会えないとしたら、誰に会う?」

どれも仮定の話のはずだけど
今までならそうだよねと思っても
ゆっくり構えて考えていたけど。

今は
このマジッククエスチョンが
差し迫った質問に思える。

これも年を重ね
日々大事に過ごそうと思うようになった
証なのかもしれない。

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こどものお医者さん

以前、小児科学会で
北原白秋の”子どものお医者さん”
という詩を教えてもらった

「子どものお医者さん」

わたしは子どものお医者です。
わたしの病院、乳母ぐるま、
蜜柑の木のかげ、花畑、
すずしいお池や、ゐなか道、
どこへも巡回いたします。

わたしはお医者の博士です。
泣いてる子どもも療します。
こはれた人形や、きりぎりす、
碧いとんぼのトラホーム、
外科も内科も上手です。

わたしは親切なお医者です。
妹の薬局、バスケツト。
たたいた葉つぱや、薔薇の汁、
おいしいパンくづ、粉ぐすり、
ガーゼも万創膏も持つてます。

わたしは子どものお医者です。
わたしは御礼を受けません。
病気したポチ、弱い鳩、
いぢめられたり、怪我したり、
かはいそな誰でもたすけます。

さあさあ、皆さん、いらつしやい。
どうぞどうぞ、こちらへいらつしやい。
(北原 白秋)

こども達が描いてる
こんな医者になりたくて、医者になった

北原白秋が
僕の気持ちを代弁してくれている。

まだまだ、
至らないことも多く、
日々反省することばかりだけど
もっともっとこんなお医者さんに
なれるように精進しよう

いつまでも
どこまでも
白衣着て、聴診器を携え
みんなと笑顔で手を取り合って
レンゲ、しろつめ草の花咲く
ゐなか道をずっと歩き続けたい

・・・・・と思う

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元々人の住んでた世界は

映画「地球交響曲」の監督
龍村仁さんが、次のように話しています。

「かつて人が
花や樹や鳥たちと本当に
話ができた時代がありました。

その頃
人は自分たちのいのちが
宇宙の大きないのちの一部であることを
誰もが知っていました。

太陽を敬い、月を崇め
風を問ね、火に祈り、水に癒やされ
土とともに笑うことが
本当に生き生きとできたのです。

ところが
最近の科学技術のめまぐるしい
進歩と共に
人はいつのまにか、
自分は地球の主人で有り
自然は自分たちのために利用するものと
考えるようになってきました。

その頃から人は
花や樹や鳥たちと話す言葉を
休息に忘れ始めたのです。

人はこのまま
自然と語り合う言葉を永遠に
忘れてしまうのでしょうか。

それとも
科学の進歩と調和しながら、もう一度
その言葉を思い出すことが
できるのでしょうか」と
語っています。

この監督の言葉が
正しいのかどうかは、わかりません。
ただ、少なくとも
現代に生きる人間が
他の生物、地球までも
思い通りに使おうとしている気がして
その点はしっかり反省しない。

聖書に書いてあるような
バベルの塔の悲劇の二の舞に
なるかもしれません。

真実かどうかわからないけれど
監督の言葉はこころに刺さるし
それがユートピアかもしれないとも
思えるのです。

まずはいまのおごった気持ちを
反省することが
しあわせ世界の一歩かもしれません。

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手当の本質

医療の基本は
手当なんだと思う。

小さいころの思い出に
おなかがいたいとき
頭が痛いとき
足をけがをしたとき
病院に行く前
母がしてくれたこと
それは
痛いところに手を当てて、さすってくれると
痛みが軽くなってた気がする。
横に
母が居てくれるだけで
痛みが軽減したのを思い出す。

病気やけがが治ったのは
母のやさしさがあったから
医者の治療が功を奏し
薬が効いたのだと確信している。

母がここが痛いよね、苦しいよね
と温かい手でからだを包みこんでくれる
手当という愛情があったからだと思う。

手当とは
あなたのことを大切に思う気持ちがないと
できないし
あなたのからだを癒やすことはできない。

その人の苦しみを意識しないと
自分のことのように受け入れないと
手当は疎かになる
その人の病を治すことはできない。
それどころか
手当ての気持ちがなければ
どんな軽症の病気であっても
完全に治すことはできないだろう。

「痛いの痛いの飛んでけ」は
本当のおまじない
医療人としても忘れてはいけないおまじない

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神の沈黙

祈りによって
救われたと思われる方は
実際にいらっしゃいます。

実際人々は
神を信じることで
救われると感じるのでしょうか?

それは、神は沈黙しているから
かもしれません。

人は質問されると
沈黙することは
なかなかできません。
何か聞かれると
その悩みに答えようと
必死で答えを探そうと
がんばって説明しようとします。

でも、神は沈黙しているわけです。

私たちは
つい、理屈や原因を求め
「なぜ、なぜ」と頭で納得しようと
するのですが
その時、ある瞬間にストーンと腑に落ちる
時というのを経験することがあります。

神との沈黙して対話することが
奇跡を呼ぶのかもしれません。

そう言えば、フランスのルルドの泉は
マリア様出現と言われていますが
ご自身は、マリアとも言ってないし
病気を治すとも言ってないのです。

しかし、奇跡を生んでいるのは
神との沈黙の対話によるものかもしれないと
思うのです。

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男女の関係が上手くいく言葉

同じことを言っても
相手を傷つけてしまうこともあるし
スッと受けいられることもあります。

言葉は言霊っていわれますけど
相手をホッとさせる言葉があるので
今日は、男女間で相手をホッとさせる
言葉、話し方を紹介しましょう。

女性は
「さすがですね」
「知らなかった」
「すごい」
「センスいいですね」
「そうなんですね」
と言われると
男性の心をいい気持ちにさせてくれます。

キーワードは
これらの言葉の頭文字をとって
「さしすせそ」と憶えて下さい。

男性から女性のこころをくすぐる言葉は
「かわいいね」
「きれいだね」
「口説いてもいい?」
「結婚しよう」
「こっち来いよ」

これらの言葉は
「かきくけこ」と憶えて下さい。

けんかした後でも
この言葉で仲直り間違い無しです。

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酔筆

このブログを見て下さっている方は
わかっているかもしれませんが
僕は書くことが大好きです。

HPを開設したと同時に
書き始めたので
ブログだけでも
軽く1000本は超えているし
他にもほっぷさんなどにエッセイを
書くこともあったので
その他にも
昨年と今年と本も2冊出したので
書いたものはもっと、もっと多いのです。

大体
早朝の時間に
思いついたことを日々書き綴っているのですが
どうしてこんなに書き続けることが
できるのだろうかと
ふと思うことがあります。

それは
書くことが楽しいからです。
きっと、書くことで
脳内では快楽ホルモンであるドーパミンが
分泌されているのかもしれません。
そして
ドーパミンが分泌されていると
まるで酔っているかのように
うっとりと陶酔した感情が
書いている時に起きている気がします。

このまるで酔っているように
うっとりと陶酔して感情を文字に乗せて書くことを
酔筆というそうです。

毎日酔筆で書いていることに気がつきました。
書くことに酔って気持ちよく
書いていたいと思いますが
独りよがりの文にならないように
気をつけようと思います。

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どんな時も自分を信じる

地球をひとつの生命体とした
ガイア理論で有名な
ジェームズ・ラブロック博士が
次のような言葉を遺しています。

「失敗を怖れずに挑戦し、実験する。
しかし、失敗に気づいた時
その失敗からこそ
最も貴重な物を学び、
自らの考え方を修正する。
その時、自分に勇気を与えてくれるのが
生命という計り知れない神秘と美しさに
満ちた仕組みに対する畏怖の想いだ。

それは、後天的に獲得した知識の産物というより
自分の生命そのものが根源的に持っている
直感のようなものだ。
新しい時代の科学的叡智は
この無意識のレベルの直感から
生まれてくる。」

どんな時にも
自分は自分自身を裏切らない。

僕は自信の病気でも
そう感じるのです。

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こころが働くために必要な力

しあわせな世界を作るためには
頭を働かせて作るのではなく
こころを働かせて作っていかなければならない。

頭を使うことになれてしまっているので
なかなかこころを働かせようと思っても
実際には難しい。

こころを働かせるためには
必要な3つのエンジンが必要だと思うのです。
その3つのエンジンとは
「感受性と想像力と愛情」だと思うのです。

例えば
自分について思いを巡らせた時
こころは
自己愛がどんどん膨らんでいくのです。
その時生まれる感情は
自己満足でしかありません。
逆に
自分以外の相手に思いを巡らせ
世の中についてや世界についてこころが向いていくと
こころはどんどん外に向かいだし
そのこころが自分以外の人のこころを刺激して
その人のこころも
どんどん外に向かい始めだすのです。

外に向かって気持ちを働かすためには
自分中心ではなく
周りの様子や相手の気持ちに気づける
感受性が大事になってきます。

こんな人が困っていることや思いを感じるためには
感受性だけでなく
想像力も必要となってくることでしょう。

こんな行動をしたら
この人はどんな気持ちになるだろうかと
想像できることが必要ですし
想像したことを
さらにしあわせになる行動につなげていくためには
その人に愛情を持たなければ
相手も、自分もしあわせにはならないでしょう。

感受性と想像力と愛情を磨いて
こころを働いたら
しあわせな世界ツクリに繋がると思うのです。

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井の中の蛙

日本は言わずもがな
島国で有り
鎖国をしていた時期もあり
単一民族国家として
存在していました。

だから
みんな外見特徴はほぼ同じで
みんなと同じように生きていくのが楽
それが
日本特有な保守的な状況を
作り出したにちがいない。

でも世界を見渡すと
様々な国があり
肌の色、髪の色、話す言葉もちがうし
考え方も大きく違います。

ある外国人にお会いした時
日本人の印象をお聞きすると
「日本人は、先のことばかり考えている。
その瞬間を生きることが下手」
「日本人は、タマネギみたい。
一枚、一枚と剥いていかなければ
本質がでないから」
という率直な意見を聞きました。

うーん、納得です。
今のままでいい、このままでいい
みんなと一緒だからいい
とは思わず
周りからの意見も真摯に受け止めて
自分自身を変えていかないといけないと思います。

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