起きて半畳、寝て一畳という
言葉があります。
これは
人間生きていくためには
起きて半畳、寝て一畳のスペースが
あればいい。
別に広い家に住まなくても
いいのだよ
という言葉です。
実はこの言葉には続きがあって
「天下をとっても二合半」と続くのです。
天下をとったとしても
一食に二合半以上のお米を食べきれない
というのです。
ここまで読むと
このことわざのいいたいことが
ぐっと明らかになってきます。
必要以上に欲しがって
手に入れても
使いきれるものではない。
人間が生きていくのに必要なものって
意外と少ないものなんです。
ものにあふれる現代に生きている
自分たちにこそ
必要な言葉なのだと思います。