病気の原因

病気になると
急にどうしてこんな病気になったのか
原因を誰にも探します。

それは
患者さん自身だけでなく
病気の原因を必死で探すのは
医者も同じです。

でも
医者の考える「原因」と
患者が知っている「原因」は違うこを
よく感じます。

医者は検査をして
データを示して
患者さんに原因を伝えようとします。
つまり
数字や画像など
客観的に病気の原因を伝えようとします。
でも、実際は
病気の原因は必ずしも
物理的なことばかりではないと
いうことを感じます。
そんな時、患者さんは病気の説明に
どこか釈然としない表情をすることがあります。

病気の原因は
医学知識の中にだけあるのではなく
それよりももっと、深いところにあるのです。
だから
患者さんの今の症状だけを診るだけでなく
患者さんの生活をできれば人生にも
光を当ててともに考えていくべきだと
常に思って診療しています。

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