若い時に
自分探しの旅という言葉に
どこか惹かれていた自分がいた。
若い時は
自分自身がどんな道を歩むべきかわからない。
今と違う道があるし
将来どんな自分になるかもわからない。
だから
今と違う
本物の自分を探し続けようとしていた
時代、時期が確かにあった。
だけど
今60年以上の時間を生きてきて
今感じるのは
若い時に探していた旅ををして
今ここにいるのだけど
今は
このまま生きていこうと
今は全く迷いはない。
自分探しをしてたどり着いた結論は
どんな時にも
今の自分しかないということ。
今の自分が本物の自分だということ。
大事なのは
今を生きる自信を無駄にしないこと
今の自分を行ききること。
今の自分が自分であると言うこと。
若い時の自分に声をかけるなら
「迷うな、今のおまえのままで進んでいけ」