診療に訪れるお年寄りは
最初は全員というくらい
ため息交じりに、暗い表情されて
診察室に入ってこられます。
病気だから
病気の時に明るく過ごせと言っても
なかなかそんな気分になれないのは
わかります。
普通に生活していても
腰が痛かったり
目が悪くなっていたり
物忘れが多くなったと
多くのお年寄りが
嘆かれる理由はわかります。
そして
「老いていいことなんかない」と
老いたことを悲しそうな表情で
僕に訴えてくるのです。
そんな悲しい顔をされると
僕まで悲しい気分になってしまうのですが・・・
本当に年をとることは
そんなに悲しいことなのでしょうか?
確かに
若い頃に比べると
あれもできない、これもできないと
できないことを数えてしまうと
気分的に落ち込んでしまいます。
でも、物は考えようです。
例えできることの数が減ろうと
できる範囲で楽しめることは
いくらでもあるはずです。
できないことに目を向けるのではなく
できることに目を向けて毎日過ごせば
老いて体が衰えようとも
生きる喜びを持ち続けることができるはずです。
まだまだ、自分の中にある
元気なエネルギーがあることを診療しながら
お伝えすると
まだまだやれるという気持ちに切り替えられたのか
診療が終わる頃には
明るい笑顔を浮かべられる方もいます。
最初は
そのことに気がつかなくても
来院されるたびに
だんだん表情が明るくなり
以前感じた老いることを悔いてた
重い空気が
前向きな空気に変わって
診療室全体が明るい雰囲気に包まれるから
不思議です。
ナチュラルメディカルセンターでは
年老いても、明るく元気に過ごせる
診療を目指しています。