日別アーカイブ: 2025年4月11日

流麻溝十五号

この映画は日本統治時代が終わった
1950年代の台湾で
監獄などが置かれた緑島に
思想犯として収監された女性達の
証言を映像化した映画。

戦後の時代
中国から独立し
現在も自由を守ろうとしている国・台湾で
白色テロと言って
人々の思想教育している時代があったという
ことに驚かされた映画。
国の統治者による
思想教育が行われて、国が作り上げられるのか
ひとりの独裁者によって
国はつくられていくことを
まざまざとみせられた映画だった。

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褒めて育てるために覚えておくこと

昭和の時代に育った自分から
今のこどもたちの教育方針は
かなり変わってきたと思う。

自分たちは
しごきなどと言われるような
歯を食いしばって
愛のある指導をうけて成長してきた。
しかし、現代の多くの教育方針は
褒めて育てるという。
親も先生も指導者も叱ってはいけない。
自分たちの時代は愛ある鉄拳も日常茶判事だったけど
今は、どんな理由があろうとも
全て暴力と捉えられてしまうらしい。

そして
指導を受ける側も
「僕はは褒めて伸びるタイプなので
叱らないで下さい」という
こどももいるようです。
その言葉を聞くと
さすがに違和感を感じるのです。

褒められることだけを
相手に望んでいると
褒めると伸びるどころが
いつも自分の殻から抜け出せない
こじんまりとした人生になりそうで
ちょっと心配になります。

褒めるにしても
何から何まで褒めるというのは
ちょっと違うと思うのです。
ですから、褒め方にに注意なのです。

例えば
何から何でも褒めていると
褒められることが当たり前になり
ほめられないと
不満や不安を感じるようになってしまいます。

注意しないといけないのは
何かをさせるために、褒め言葉をくり返すだけだと
自信過剰に陥って
予想外の失敗を経験した時
失望がとても大きくなってしまいます・
だから、必要以上の褒め言葉が
おだてになってはいけないのです。

また
何か褒めることを探した時に
外見のことばかり褒めていると
自分の内面がわかってもらえない
と自身喪失に繋がってしまいます。

褒めればいいというわけではなく
褒めるリスクもあるのです。

それでは、どう褒めればいいのでしょうか?
それは、「すごいね」「えらいね」という
相手を評価する言葉ではなく
自分が感じた素直な気持ちを
伝えるのがいいのです。

勉強頑張ってくれるし
いい子でいてくれるから
いつも笑顔で過ごせるからありがとう。
とか
ごはんも残さず食べてくれるから
料理作りがいがあるわ・・・など
気持ちを素直に自分の言葉で伝えることが
いいと思うのです。

そのあなたの素直な気持ちが
一番の褒め言葉なんです。

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