年が変わっても
毎日、毎日多きく報じられるのは
新型コロナ感染症の感染者数
重症者の人数。
特に今は
増加している、増加していると
大きな声で言われると
心が萎縮してしまう。
現代社会に生きる自分たちは
科学文明の発達した世界で生きているので
目に見える現象を信じ
数字で表された事柄に
納得させられるように生きてきた。
数字はうそをつかない
と言う言葉を鵜呑みにしてしまっている。
でも
それは、本当の世界なんだろうか?
数字って絶対なんだろうかと
思う。
世の中には
数字で表現できない事柄も多くある
想像できないような大きな数字
小さい数字だって存在する。
我々の認識を越えた数字も存在する。
コロナの数字だって
本当にコロナ感染症の数字?
重症者の数え方だって
人間の感覚でとらえた数字。
だから、本当かなんて
いえるのだろうか?
数字をみないと
信じられない自分たちだから
目の前に数字が現れ
数字に目がいき
数字におびえてしまう。
真実のことは
頭に訴えるのではなく
心のなかに響いてくるもの。
だから数字が真実とは限らない。
星の王子さまがこんなことを言っています。
「ぼくたちみたいに
生きると言うことの意味が
わかっているものには
数字なんてどうでもいい。」
「家でも星でも、砂漠でも
綺麗に見えるのは
何かを隠しているからなんだ。
ここに見えているのは殻なんだ。
一番大事なものは
目にみえない」
数字で表されるものの
代表はお金。
物質的なものに縛られ
数字に踊らされて生きている僕たち
数字に表されない
大事なものを見失うことなく
生きていきたいものですね。