幼少時過ごした家が
取り壊されることになり
このたび
1年ぶりに訪れました。
今は誰も住んでなく
僕も病気のこともあり
一年以上そのままにしていた家。
どんなにさみしい思いをさせて
しまったでしょう。
僕だけでなく
父、母をそして姉の
日々の生活、成長を
悲喜こもごも一緒に
どんな時も見守ってくれた
苦楽共にした家なんです。
本当に
本当に
感謝、感謝なんです。
あの家があったから
現在の両親が居る、僕がいる、姉が居るんです。
1年以上ぶりに家に
入りました。
何もないがらんとした室内でしたが
空き家だったとは思えない
次に誰かすむのを
待ってくれててるかのように
さわやかな空気感なんです。
しっかり、しっかり
いつ戻ってきてもいいように
守ってたんだよ・・・・と
言ってるような気がしました。
ここで
育つことができたから
今こうして生きていることができる
新しい家族もでき、生活もあるのは
この家で大きくしてもらったから。
大学生になって巣立っても
僕をずっと見守ってくれていた。
いつも帰ってこれるように
全身全霊を込めて
ここで守ってくれていたことを
感じ
これまで過ごした光景が
走馬灯のように流れていきました。
次
新しい家族がここで
新しい歴史を創られることでしょう。
きっと
神様に優しく迎えられることでしょう。
ここを去ることは
さみしい気持ちはありますが
いつも、どこにいても見守ってるよと
家の神様に言われた気がして
帰るときは
不思議とさみしさは感じませんでした。
家の神様
土地の神様
本当にありがとうございます。
しあわせになります。