入院中
新型コロナウイルスのパンデミックにより
世界中が大変なことになりました。
国々で
ロックダウンが行われ
日本でも生活の自粛が叫ばれ
こどもたちも学校に行けなず
多くの人が
自由を奪われ
家の中で過ごすことが強いられました。
入院中に
自粛生活を強いられました
入院生活も感染対策のため
外部の方、例え家族でも
面会すること
外出、外泊なども許されない
ちょっとした軟禁生活ともとれる
精神的苦痛を強いられる状況になりました。
ある人が
病院について、批判的にこんなことを
言ってたのを思い出しました。
「病院とは、患者を衰弱させ
病気を悪くし、死に近づけるところ」と
定義できるような気がすると。
確かに、入院すると
シャバの空気から隔離されてしまう。
みるのは、会えるのは
白衣を着たスタッフと、
規則正しくリハビリに励む患者さんのみ。
自分に元気や楽しみをくれるようなことはない。
規則正しく、治療に励める環境ではあるが
病気を治してもらう代わりに
我慢して入る
言葉は悪いかもしれないが
病院は一種の監獄かもしれないと
思ったりもしました。
面会禁止、外出、外泊禁止が
決定した入院自粛生活。
精神的にも、肉体的にも
苦痛な面、悲しい面があります。
でも、ある時思ったんです。
いつものように
リハビリのスケジュールを
組んでもらい
病院の外では
コロナ流行でみんな感染に怯えながら
生活しているんです。
でも
僕は今、何も変わらず
自分のからだのことだけを考えて
リハビリができるように
コロナウイルスから
病院が守ってくれてるんです。
だから
いつもと同じように過ごせてるんです。
自粛させられてるんじゃない
守られていることに気づいたんです。
今
感染のこと考えずに療養できることに
本当に感謝なんですよね。
そして自粛の状態は
退院した今の生活でも
続いています。
自粛=不自由ではないんですね。
自粛=国が感染が広がらないように
我々の生活を守ってくれるためなんですね。
不自由で、不便で、先の不安事項があっても、
今こうして、食事ができ
仕事できて生活することができていることに
国が頑張ってくれていることに
まず感謝しなければならないんでしょうね。