こどもは
素朴に疑問に思ったことを
ストレートにおとなに聞いてきます。
その質問を投げかけられたおとなは
ハッとさせられたり
考えさせられることってよくあります。
先日も
こんな質問を投げかけっれました。
「人間は、最後はみんな死んでしまうのに
どうして生きなければならないの?」
死ぬとわかっているのに
なぜ生きないと生きようとするのか?
生きる意味、本質をついた質問を
就学前のこどもに
投げかけられて
あたりまえのことに
どう答えたらいいのか
考えさせられました。
家に帰って
家族にもこの質問を投げかけました。
鋭い質問という感想と共に
家族でも考えてみました。
いつも魂について話してるので
家族でもよく話すテーマですが
死が終わりでないと思うかどうかで
疑問が解けるのではないかという意見が出ました。
みなさんは、最後は死んでしまうのに
どうして生きていると思いますか?
仕事をするため?
苦労をするため?
楽しいことをするため?
愉快な人生を送るため?
そんな時
大思想家でもあられる稲盛和夫さんの
講演での話を聞く機会があり
その中で
生きていく意味についてお話をされていたので
ご紹介します。
稲盛さんは
我々の人生は、自分自身の魂を
浄化、純化、深化するためにある。
人生は
たった1回しかない
やり直しのきかない人生だとも言われるけど
仏教を学ばれた稲盛さんは
仏教では、我々の本質である魂は
輪廻転生をくり返しているので
今回がたった1回の現世での人生は終わらないと
考えています。
肉体が滅ぶことを死と考えるなら
確かに
現在の肉体は必ずなくなるので
この肉体で生きる人生は
1回きりかも知れません。
でも
人間の肉体が滅んでも
稲盛さんが言われるように
魂は生き続け
何度も生まれ変わる輪廻転生があるとすれば
魂の浄化、成長のためにこの世にまた生まれてくるという
大前提があるなら
この世に生まれてきた意味があると思います。
誰も確認することができない
魂があるという大前提で
生きていくことが
今生きていることに
大きな、大きな意味を持つことは間違いないと思います。
人は目に見えないこと、科学で証明できないことは
スピリチュアルなことをいって
相手にもしない方も多くいらっしゃいます。
こんなこというのは
不思議な医者だとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
でも
大事なこと、本質的なことって
目に見えないところにあるものだと
僕は思っています。
だから
お話しないことには
伝えることはできないんです。
僕が感じる魂の世界
魂が在るということを
これからお話ができればと思います。