レッドマンのこころ

レッドマンとは
北米大陸に住んでいた先住民族
俗に言うインディアンのこと。

インディアンは
コロンブスがアメリカ大陸を発見してから
白人からの
侵略、略奪などの悲しい歴史がある
悲劇の民族だと
少しあやふやな知識しか持ち合わせていないけど
写真で見る
インディアンの風貌は
どこか我々東洋人的であり
1万年前にベーリング海峡を渡って
アメリカ大陸に住みついた民族とも言われ
だから
我々日本人いや東洋人風貌を持ち合わせているのだと思った。

そういえば
前世はインディアンだったという
著名なスピリチュアルな方の話も
たびたび耳にすることもあり
心ひかれ、いつかは詳しく触れてみたい
と思っていたのが
インディアンでした。

そんな時
偶々手にした本が
あの動物記で有名なアーネスト・シートンが書いた
“レッドマンのこころ”という本です。

この本では
インディアンの様々な種族の酋長の
生の言葉が散らばっている

そして
そこから発せられる言葉の数々は
日本人のこころの中に
しみこんでいる考え方にも通じる
共通のものが感じられ
同じ祖先
かつては同じところから生まれた同志である
気がしてなりません。

ここに
レッドマンのこころの一部を抜粋紹介
しようと思います。

1唯一絶対の大霊が存在する。
大霊とは、万物の創始者であり支配者である。
我々はその分霊としての存在である。
それは人間だけでなく、全ての動物も植物も
山も川も風も雲も雨も全てのものである。

2人が第一にこころがけねばならないこと
それは人間として円満な資質を身につけること。
それが人間の全ての器官とエネルギーを
正常に発達させ、
人として満足に使えるようにならなければならない。
すなわち
肉体的に。霊的に。そして人のために役立つ
資質をもつようになることが
成人となることである。

3成人としての高度な資質を身につけたら
その資質を部族のために
捧げなければいけない。

4人間の魂は永遠に不滅である。
いつこの世にきて、去った後いずこへいくかは
誰にもわからない。
しかし、いよいよ死期が近づいたら
次の生活の場へと進んでいくということを
知っておくべきことである

これらは、4つの教訓と言われ
すべてのレッドマンのこころに根ざした考えであり
これを元に
12の戒律があるそうです。

①神はただひとつ
大霊がおわすのみと心得よ
②大霊は形あるものとして描いてはならない
③言葉の信義を神聖に保つことーうそはいけないー
④祭日などの習慣を守ること
⑤父母を尊敬しなさい
⑥殺人を犯すべからず
⑦思考と行為によって常に純潔であれ
⑧盗むべからず
⑨必要以上の富を蓄えてはならない
⑩健康に有害な火酒類に手を出すな
⑪常に清潔に心がけるべし
⑫自分の生活を大切にしなさい。

この信条をもとに
レッドマンは生きてきて
どれも我我日本人であっても
受け入れられることである。

より生きるための生き方などについても
記録されていたり
ホワイトマンに侵略されたけど
その時にも
信念を変えず、ホワイトマンの信仰、文明に
対する考え方も核心に触れる点があり
現代に生きる我々が
レッドマンの生き方に学ばなければならない点も
多いと感じました。
今後ブログで紹介しようと思います。

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