前回のブログで
薬は直接病気を治すためにではなく
自己治癒力をあげる目的で
服用するのがいいと書きました。
薬で病気を治してるんじゃないの?
なぜ?って
思われている方も多いでしょう。
薬の働きを考える前に
なぜ、病気になるのか?ということを
知らないといけないでしょう。
病気の原因は
ウイルス?細菌?毒素?免疫力の低下など
さまざまなものが知られています。
コロナウイルスを含めて
この世にある病気の多くは
みんながかかるわけじゃない。
病気になる人とならない人がいるのは事実。
病気になるか、ならないか?って
運、不運なんでしょうか?
そもそも病気になるということは
実は
こころに思うこと
今、感じてること
言葉で話したこと、食べることや
生きているうちの様々な行為全てにかんよしていて
今まで生きてきた生き方が
自然の摂理に反して過ごした行為が続くと
体内隅々に流れている
生命のエネルギーの流れが停滞し
それによって
体全体の調和が乱れたために起きるのです。
その中で
エネルギーの滞りをしらせるために
様々な症状がでてくるのです。
頭のエネルギーが停滞し頭痛や不眠症がおこり
からだの異物を排出できなくなり湿疹がでたり
下痢も出たりするのです。
先日
試験前になると
のどになにかひっかかるような感じが続くと
学生さんが受診されました。
PMが飛んでる時期でもあり
うがい、のどの乾燥を防ぐ対策を伝えて
様子を見てもらったのですが
その後も治まらないと受診されました。
診察上も検査上も異常は認めません。
耳鼻科で喉の内視鏡も必要かと思いましたが
もういちど、話をよく聞くと
不思議なことに
勉強しているときに起こる現象で
寝てるときや
授業中に起こることはない
もちろん食事も何も違和感なく採れるている。
自宅学習している時に
起こっているようだ。
その時の
状況をよく聞くと
勉強に集中できないときに
起こっているようだ。
話をききながら
集中力が途切れたときに
集中力の途切れたことを知らせる
サインではないか?と
気づいたのです。
だから、その時には
今集中力が途切れてると自覚し
ちょっと気分転換して
集中力が途切れていたのだとと自覚し
一息入れて
勉強をはじめることをすすめた。
でも
痰が絡むこともあるので
去痰剤を飲んで
気分転換して勉強を再開すると
治るよ。と伝えた。
患者さんは少し不思議な顔して
帰っていったが
その後、治ったよ。
先生、この薬すごいねと
明るい笑顔で受診してきた。
その笑顔をみて
試験結果も善かったことを知りました。
薬を服用して
症状を抑えようとしても
根本的な問題解決にはならないことを
改めて教えていただきました