宇部出身で
エヴァンゲリオンの映画監督である
庵野秀明監督の映画
式日を観にいった。
作品作りに迷った映画監督が
出会った不思議な行動をする少女と出会い
心ひかれるまでの1か月を描いた映画。
少女は
「明日は私の誕生日なのと」いって
奇行をくり返す。
全編がその奇行を見せられると
観てる側も気が狂いそうな雰囲気に
巻き込まれていて
落ち着かなくなてきた。
最後に
母親が現れ
奇行の訳、少女の心の叫びが
吐露された。
その叫びは
こころに抱えていた問題
それを現実とは考えず、妄想、夢として
とらえて生きている。
それって
生きてからの思いではなく
誰もが持って生まれてくる
前世から持ってくる
解決しなければならない問題。
その問題を解決するために
我々は生まれてきたのだ。
だから
明日は私の誕生日なのだという
意味が納得できた。
そして
前世からの課題は
妄想でも夢でもない
現実のこととして向き合おうと
気づいた瞬間に
今生きている人生が輝きだす。
観終わったときには
自分のこころの中の妄想に
逃げずに向き合おうと勇気をもらった映画だった