生まれてきたからには
必ず訪れる死。
生きている間のことは
自分の意志で帰ることはできる。
でも
生まれる前のことも
死んだ後のことは
誰に聞いてもわからない。
全く想像の世界であり
考えれば考えるほど
不安や恐怖に憶えてしまう方も
多いことでしょう。
わからないことを
一人で考えても
結論は出てこない。
どう生きるかを考えるために
死について腰を据えて
じっくり考えて洩ることも
いいのでしょう。
死を考えていると
結局行きつくところは
どう生きるかを考えた方が
いいと思うのです。
そんな時
哲学者の芳村思風先生に次の
言葉を知ってハッとしたので
紹介したいと思います。
「生きるとは」
人間において生きるとは
ただ単に生きながらえる事ではない
人間において生きるとは
何のためにこのいのちを使うか、
このいのちをどう生かすかということである
いのちを生かすとは
何かにいのちをかけるということである。
だから生きるとは
いのちをかけるということだ。
いのちの最高のよろこびは
いのちをかけても惜しくないほどの
対象と出会うことにある。
その時こそ、
いのちは最も充実した
生のよろこびを味わい
激しくも美しく燃え上がるのである。
君は何にいのちをかけるか。
君は何のためになら死ぬることができるか。
この問いに答えることが
生きるということであり
この問いに答えることが
人生である
あなたは
この詩を読まれて
何を感じましたか?