無邪気な暮らし①

健康であるためには
身体面だけでなく
精神面も調和がとれていることは
大事だと言われますし
僕も診療中にそう感じることも多々あります。

このことは
現代医学が発見したことではなく
昔からわかっていたことです。
昔から
病は気からと言うように
病気の原因に気問いものがあると
知っていたのです。

気はエネルギーとも言えますが
気の存在を目でとらえることはできません。
そして、また
気にはいい気と悪い気があることを
昔の人も感覚的にわかっていました。

からだに悪い気のことを
昔から邪気といって恐れていました。

邪気は
自分の心や思いから生まれる
エネルギーのことで
自分に撮って好ましくない心に働きます。
現代風いえば、ストレスということでしょう。

邪気とは
例えば怒り、恐れ、ねたみ、意地悪、恨みなど
気持ちを不安定にさせる
ネガティブな感情だととらえることもでき、
その感情がこころに働きかけると
自分勝手な考えになり
不必要な欲望に囚われてしまい
人を理由もなく攻撃するような
言葉や行動の源になってしまいます。

邪気はどんどん自分の中にたまってきます。
その邪気が気づかないうちに
からだの中にたまってしまいます。
たまっていることになかなか気づけません。

からだのなかにたまった邪気が
充満して、毒として
からだに働き変え
次第にからだを蝕み、病気へと進行していきます。

こんな怖い邪気をなくす生活を
して欲しいと思います。

邪気をなくすためには
どうしたらいいのか
次回考えてみましょう。

☆ 自身の経験をもとに、今感じていることをまとめた
拙著「どう生きてどう死ぬか 脳出血を経験した小児科医が観た生きる道」を
上梓させていただきました。
この本で記した僕の経験が、思いが
医師としてだけでなく、病いを経験したひとりの人間として
ひとりでも多くの方のお役に立てることを願うばかりです。

Amazonで購入できます。https://amzn.asia/d/3kIDJaR

カテゴリー: 真実の医療 パーマリンク