老いることを怖れるな

人は誰でも、日々老いていきます。
老いというと、今まであったものを
失われていくような気がしてしまう
マイナスな印象を持つ方も多いでしょう。

誰にも訪れる”老い”って
悲観すべきことでしょうか?

僕も人生の折り返しを迎えた
年令となり
少しずつ老いを意識させられることが
出てきました。

年を重ねるに連れて
気持ちは老うのではなく
生きることに若いときよりも
精通してきている気がします。

年取ると
目が弱くなる、腰が痛いなど
訴える患者さんも増えています。

“老眼”は確かに
“老人の視力の弱った眼”のことを
言います。が、
“老眼”という言葉には、もうひとつ
“老練の眼識”という意味もあります。
つまり
年をとることは
人生経験を重ねたからこそ
観え、感じられる洞察力が生まれてくる
ということです。

老いを意識してしまった時
“目”とは異なるもう一つの”眼”が
開かれるのです。

新しい年を迎え
一つ年をとったことで
若い人にも、年取った人でも
新たな自分の力が開花するのです。

新しい自分を楽しみに
新しい年を生きていきましょう。

☆明日12/29(金)から1/3(水)まで休診になります。
急な病気などの場合、防府市休日診療所、山口こども急病センターなど
救急病院を受診ください。

来年が今年以上にいい年になるよう祈りつつ
今年一年のみなさんの温かいお気持ちに感謝します。

サンタ年末年始休診2023

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