はじめて森鴎外の小説を読んだ
森鴎外は
名前は聞いたことがあり
明治初期の大文豪であり
軍医でもあり
医者としての功績もあり
現代においても
その存在感を示している人物。
初めて小説を手にした。
短編であったけど
「高瀬舟」「最後の一句」「阿部一族」
「じいさん、ばあさん」など
読んでびっくりした。
現代にも通じる
現代においても問題になる
安楽死も問題
当時としては
当たり前のことだった
介添えや、親分の殉死に
あとを追って死ぬことに
いとにと向き合う医師として
その行為に疑問を
次々に投げかけられた作品だった。
150年以上経っても
まだ解決していない問題に
現代に生きる僕たちも取り組んでくれと
森鴎外からのメッセージを受け取った
作品だった。