仏教の言葉で「少欲知足」があります。
大きな夢でなくても一つでも大事な欲が満たされれば、
それだけで満足できるという意味でしょうか。
僕も病気をして入院していた時にこの言葉に勇気づけられました。
それまでの自分は
三つ欲すれば、三つ達成しないと満足できませんでした。
人間には欲があります。
全ての欲が満たされないと、満足できないような気がします。
その欲が向上心へと繋がることもありますが
欲に押しつぶされることもあります。
病気したことで
「健康であればいい」と健康以外の欲を捨て去ると
穏やかに生きられることを経験しました。
波乱万丈な人生を生きてこられた人は
平凡が一番だという声をきいたこともあります。
世の中も自分も一定ではなく常に変化しています。
今と同じ人生は続きません。
成功も失敗も病気であっても、その現実を受け入れて
今を大事にいきていけば、
自分にとって一番大切にしなければならないことがわかってくるはずです。
それをわかれば少欲知足を生きることができ
何があっても人生をしあわせに進むことができるでしょう。
☆5/19「どう生きてどう死ぬか」の出版記念講演会
&ヴァイオリン&ピアノコンサート
多くの方にお越しいただき
無事終了することができました。
みなさんの温かい気持ちに支えられた時間でした。
どうもありがとうございました。
今回のコンサートの収益の一部を
赤い羽根共同募金を通して
能登地震復興支援のために寄付する予定です。
また後日ご報告させていただきます。