キューリ夫人 天才科学者の愛と情熱

という映画を観た。
キューリ夫人といえば
ノーベル賞を二度授賞
一度は夫婦で、そして二度目は夫人単独で
授賞された
まさにリケ女の鏡といううか最先鋒の方
という印象があった。
確かこどもの時に読んだ偉人伝を読んだはずだけど
この程度の印象しかなかった。

そこで、今回
どんな功績があるのか、人生の歩みも知りたくて
改めて伝記映画を観た。

思っていた通り
意志の強い、プライドも高い
真実を追究することに信念をもつ
女性として描かれていました。

でも、その中で
こどもの伝記には描かれなかったこと。
科学の発展が
人々のしあわせのためではなく
戦争などの平和を脅かすことに
使われることを嘆いたり。
スキャンダルに巻き込まれ
誹謗中傷に悩まされ
精神的肉体的苦悩を味わされていた。

最後は
持ち運びができるX線装置を作り
実際戦地に自ら赴き
医療者ではないけど
人道的支援も行った姿が
描かれていた。

科学を追求するためには
鋼鉄のような強い意志が必要だとともに
自分の発見が
人類の竹に使われるかどうかを
その後を愛のために使われているかに
常に目を光らせて行かなければいけない使命がある
ことを
キューリ夫人、そしてこの映画は伝えてくれた。

ここからは予断だが
女性であることで
きちんと評価してくれない時代の波に苦しんだ人生。
きっと、キューリ夫人と呼ばれることに
当時は抵抗したと想像します。
今も、世界中にキューリ夫人と呼ばれることに
こだわらず
やさしいまなざしでこの世の行く末を
見守ってくれている気がします。

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