やっと最近になって
この名前のように学会に参加できるようになりました。
学会に参加されると
熱量の高い言葉がこころに突き刺さります。
以前参加した学会でも
医学の本質を語られた
二人の大先輩の言葉を実感させられた
時間がありました。
二人のうちの一人の言葉は
ハーバード大学の医学部長であった
シドニー・パーウェルが
1935年から1949年
医学部生の卒業式で学生に贈った言葉
「医学は進歩し
真理は常に更新される」です。
教科書に書いていることの半分以上は
将来間違っていることが証明されるという
つまり
真理は常に更新され続けるものである。
だから
医学の進歩を日々学び続け
常に最新の適切な知識に基づいた
診療を心がけなければならないと
れから医者になる学生達を戒めた言葉です。
その言葉は今でも
が身に沁みています。
これまで、離乳食を早くはじめると
アレルギーが発症するリスクが高まると
言う考え方が主流で
その考えによって診療をしていましたが
最近は、
アレルギー発症にリスクのある食べ物でも
少量でもいいので早期にはじめた方がいい
と言う考え方が主流になってきました。
明日からの診療の方針が
大きく変わるようなことでしたが
医学は進歩し
教科書はいつか書き換わる時を迎えることもある。
今真実と思っていることは
本当に真実なのか?
今常識と思っていることは
本当に真実なのか?
今目に見えることだけが
本当に真実なのか?
科学を究め
真実を見極めるためには
素直なこころの目が必要なのだと
しみじみ思いました。
そして
もうひとり
紀元前の古代ギリシャ時代に活躍した
医聖と呼ばれるヒポクラテスの
教えもこころに響いた時間でした。
これを書くと少し長くなるので
続きは、また・・・・