自粛警察に学ぶ

コロナ流行時には
3密に気をつけようと
ひとりひとりが気をつけていましたが
どうしても、羽目をまずしてしまったり
自分本位の行動をとってしまい
感染を広げてしまうということがありました。

その様なことを防ごうと
ひとりひとりが気をつけるだけでなく
自分の周りに
3密を守らない人がいたら
その人を積極的に取り締まりならぬ
注意して回ろうという
行動を起こす方が多くいらっしゃいました。

そのことを”自粛警察”と呼んでいました。
今はコロナ終息と共に
自粛警察という言葉自体も
死語になってしまいましたが
これに似た言葉に
”健康警察”ということがあるのでは?
と思うようになりました。

健康警察
少しでも健康から外れると許せなくなってしまう。
健康であるためにこころを砕き
からだにいいと言われる情報を集めることに
神経を使い
自分の健康を状態を
常にチェックしないと落ち着かない
健康警察。

健康警察は
自分自身に対してなので
自分以外に対しての実害は
少ないかもしれませんが
自分自身をどんどん苦しめていってしまいます。

健康警察を続けていると
五感で満足するよりも
これが健康にいいと信じることに
安心を感じるようになってしまいます。

でも人は最後は
死んでしまうし、その前に
病気になってしまうことがほとんどです。
熱心過ぎるほどの健康警察で
その時に
健康のためだけに生きていなければいいかな?
と思ってしまいます。

健康警察もほどほどで
納得のいく人生を歩んで欲しいと思います。

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