無償の愛とは、こどもから親に捧げるものだ

この言葉をきいて
多くの人はあれ?本当?と思ってしまうと思います。
普通は、親の愛が
無償の愛なのでは?と思われた方も多いでしょう。

この言葉は
マイケルジャクソンが
2001年3月にオックスフォード大学で
「こどもと親」について
スピーチをした時の列記とした
講演からの言葉です。

そう聞くと
やっぱりマイケルジャクソンって
変わってる人
通常の人とは感覚が異なる人
だったんだ思いますが
この言葉の真意を知ると
納得するので
今日は紹介しようと思います。

マイケルジャクソンは
このスピーチで
「親との間にどんなことがあったとしても
どうか親を赦してほしい。
親を赦して、親に今一度
愛するとはどういうことかを
教えてあげて欲しい。
親にひどい目に合わされたと思っている人も
親に手を差し伸べてほしい。

あなたたちにお願いすると同時に
わたし自身にも願う
私たちの親に、無償の愛をを
届けられるようにと。
こどもに無償の愛をとどけられてこそ
親はどうやって人を愛したらいいのか
学び直せるのだから」と
語られました。

ここまで聞くと
幼児期親から虐待をうけてたらしい
マイケルジャクソンだから
出てくる言葉かもしれませんし、
現代では親がこどもに手を出してしまう
報道も多く
そうしたこどもたちにも届く
メッセージだとも思います。

でも、よく考えてみると
僕たちは
親になっても、ならなくても
最初はだれかのこどもだったのです。

自分がどんな育てられたとしても
自分が満足に生きていなかったとしても
自分の親を赦し、愛することを
しないと
自分のこどもにも愛を届けることができないのです。

最近、親ガチャという言葉が生まれました。
親は選べないから
どんな親、自分が望まない親だとしても
親に無償の愛を届けられて初めて
こどもだけでなく、家族も友人も
周りの人全てを
愛せるようになるのかもしれません。

こどもを愛すると同時に
まずは自分の親を愛しましょう。

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