人口容量

古田隆彦青森大学教授(人口社会学)が
提唱されている人口容量という考え方が
あるというのです。

これまでの日本人の人口容量は
旧石器時代で三万人
集約文明期で三三〇〇万人と推定されていて
人口がこの領域に達すると
日本人の人口は停滞もしくは減少して
のりきる場面に遭遇してきたそうなのです。

その人口容量に達し、乗り越えるために
限りある資源の分配するための
選択を迫られてきました。

現代の我々親世代は
この人口容量を乗り越えるために
自らの水準を下げてもこどもを増やしていくのか
生活水準を維持もしくは高めるために
こどもを諦めるかの選択を迫られてる時代に
きていると思います。

その意識が
我々現代人のひとりひとりの考えに
無意識のうちに働き
晩婚化、非婚化
共働き、仕事と育児の困難さが生じてしまった
とも考えられるのです。

国はある意味お金をばらまくことで
子育てしやすさを感じてもらおうとしていますが
生活水準を維持、あげようとすればするほど
子育ての困難さは上がってしまいます。

そこで、子育て
こどもを育てることの価値観
これはお金で得ることのできない価値観であると
既存の価値観を変えていくことが
必要ではないかと思うのです。

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