天上天下唯我独尊

これは、お釈迦様がこの世に生まれた時
東西南北に七歩ずつ歩まれ
右手で天を、左手で地を指されて
述べられたいう言葉です。

直訳すれば
この世界で我よりも尊い存在はない
という意味になるのでしょう。
それが、お釈迦様が生まれた時の言葉となると
お釈迦様自身のことを
言っているようにもとれます

が、自尊心というものは
誰のこころのなかにもあります。
自分を尊いものだと思うと
自分のいのちは粗末にしてはいけない
授かったいのちを大事にして生きようと
いう気持ちが生まれてきます。

そして
この気持ちは自分ひとりの気持ちではなく
あなたの周りの人も
尊いいのちをもって生きているのです。

ですから
この言葉は、お釈迦様自らのことを
言っていると言うより
自分自身を大事にして生きると同時に
周りの人も大事にして生きて生きなさい
と教えて下さっている
言葉だと感じるのです。

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