高熱

熱が高いと、みんなあわてて受診。
そんな時にも、あわてないために、
今回は、高熱について。

熱が高くても、
頭がおかしくなることはないから、あわてないで。
熱の高さが、
そのまま病気が重いってことではないのであわてないで。

高熱でも、あわてないで
お子さんの様子をみてください。

大声で泣いてたら、あわてないで。
抱っこして泣き止んだら、あわてないで。
笑顔が出たり、お話しできたら、あわてないで。
全身が蒼くなく、ピンク色ならあわてないで。
眠れたり、ご飯が少しでも食べれるようならあわてないで。

こんな時は、落ち着いて
おこさんに少しでも快適な環境を作って、
おこさんの側に居てあげてください。
安心させてあげてください。

熱は、上がったり下がったりします。
暑がってる時は、涼しくしてあげて下さい。
寒がってる時は、温めてあげて下さい。
ちょっと身体が楽になった時に、水分とらせてあげてください。

熱は、決して悪者ではないです。
熱は、体の中に入ってきた病原体に対する防御反応です。
体の体温を上げることで、病原体と戦っているんです。
だから、高熱だとあわてないでください。

お母さん、お父さんが
そばにいるから大丈夫だと手を握ってあげてください。
安心させて、勇気を与えてあげてください。
きっと
お子さんも安心して、ひと休みできることでしょう。
そして
ゆっくり眠ることができたら
にっこり笑顔で目を覚ましてくれますよ。

ただ、熱以外の症状がある時
咳がひどくなる
痙攣が止まらない。
何度も吐いたり、下痢したり
おしっこも少なくぐったりしている時などは
早めに病院を受診しましょう。

熱が高いからと
決してあわてないでくださいね。

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拙著第二作「己を信じる道を進め!」を
上梓させていただきました。
この本で記した僕の経験が、思いが
医師としてだけでなく、病いを経験したひとりの人間として
ひとりでも多くの方のお役に立てることを願うばかりです。

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