先日、朝日新聞に
“糖尿病、初の1千万人”という
記事が載っていました。
記事によると
糖尿病の患者さんは
1997年 690万人だったのが、
年々増え続け
2012年 950万人
2016年 1000万人
そして
5年後には 1410万人になると
特に若者の糖尿病が増えることが予想され
①不必要な間食を避ける
②野菜を多くとり、バランスの良い食事
③細切れでもいいので、運動を
と呼びかけていました。
衛生的にも、物質的にも
豊かで便利な世の中になり
体格もよくなり、平均寿命も延びました。
とても満たされている世の中になったはずなのに
病気はなくなりません
糖尿病以外の疾患統計をみると
高血圧 4300万人
メタボリックシンドローム 2500万人
脂質異常症 2700万人
うつ病 110万人
アレルギー疾患 4600万人
(厚生労働省などの報告)
がんにおいても
国民の二人に一人ががんになり、
3人に1人ががんでなくなるという状況です
こども達に目を向けると
10人に1人は何らかのアレルギーがあり
非行、いじめ、不登校などのこどもが
学校にいるのが日常的になり
自閉症などの発達障害のこどもたちは
100人に1人とも言われ
統計をみる限り
こどももおとなも
誰もが病に苦しんでいる世の中であるような
状況のように思えてきます。
病気が増えた原因として
診断技術の進歩によって、
がんや心の病のように、
病気の初期でも診断がつくようになったことも
あるでしょう。
それを差し引いても
からだを蝕まれている人が
増えていることには
まちがいありません。
豊かになったはずの日本
飢えることもない
寒さに震えることもなくなり
命を奪われる危険もほとんどなくなったのに
自分で自分のいのちを粗末にする
生活をしてないですか?
寝る前に
今日の一日を振り返ってください。
今日一日、
何を食べましたか?
何を飲みましたか?
何をして過ごしましたか?
ストレスは感じませんでしたか?
穏やかに眠れそうですか?
感謝の気持ちを持って、笑顔で過ごせましたか?
今日が体にいい一日であれば
明日は今日よりも健康的な一日になるはず。
健康への第一歩は
自分の生活を知ることです