不易流行

これは、松尾芭蕉が遺している教えです。
「いつまでも変わらない本知る的なことを
しっかり軸に据え、新しく変化を重ねなさい」
ということです。

要は、流行を追うことを怖れるなと言うことです。
私たちは
生きていく年を重ねていくと
若い時に比べて
体力が衰えたとことに気がつく人も多くなるし
なかなか眠れなくなったと
嘆かれる人も多くなります。

そんな時、よく口にされるのは
「若い時に比べて・・・・」とか
「若い人について行けない・・・」など
日進月歩で変化する世の中の流れに
ついて行けなくなったと自覚してしまい
なんだか元気が削がれてしまうことが
あることも増えてくるでしょう。

年をとると
時代の流れについて行けないと
諦めてしまい
どこか孤独やさみしさを感じてしまうことも
多くなることでしょう。

最後まで
活き活き生きた松尾芭蕉が諭してくれているのです。
可能な限り流行を尊重し
流行を人生に取り入れると
日々の暮らしに色がつき
さみしさなどが遠ざかり
明るく元気になるのではないのでしょうか。

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