真実の愛とは

聖書(ヨハネ福音書15章13節)に
神父ダミアンの次のような言葉が載っています。
「友のために自分のいのちを捨てること
これ以上に大きな愛はない」と。

つまり
何ものかの犠牲になって死ぬのが愛です。
だから
家族のために
こどものためにいのちを捨てることが
つまり死ぬることが
本当の愛だと言えるというのです。

もし
こどもや奥さんが絶体絶命の状態にある時
自分のいのちを捨てれるかが
本当の愛のしるしなんです。
それができないなら
それはエゴイズムなのかもしれない。

大きな悩みを持った時に
知覧の特攻隊記念館に行き
心が洗われると言う言葉をよく聞きます。
そこにあるのは
特攻隊員の偽りのない真実の愛に
触れるからだと思うのです。

多分今の時代
こどものため、家族のためだと言っても
簡単にいのちは捧げられないでしょう。

でも、こどもも奥さんも家族も
愛しているはずです。
それなら
こどもにはこどもの人生がある。
親がそれをわかっていさえすれば
こどもは自分の人生を歩いて行きます。

その人生を「祈り」「見つめる」ことが
愛だと思うのです。

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