最近、テレビでよく
昭和の歌(歌謡曲)を特集した番組が
よく放送されるので
学生時代の思い出を思い出しながら
観て
また令和の時代に昭和の歌を
知ってもらえることが
うれしく思うのですが
僕たちの昭和の時代によく歌い
思い出が詰まった歌の一つに
「仰げば尊し」があります。
この歌は
小・中・高校の卒業式で歌い
学生時代過ごした思い出を分かち合い
未来に向かって進んでいこうと
誓い合った歌。
今もその時のことを思い出させる
いい歌なのに
今は歌われなくなったらしい。
なぜなのか?
その理由は
現在の先生と生徒の関係にあるらしい。
先生と生徒の関係は対等であり
先生を仰ぎみるということは
今風に言えばあり得ないことらしい。
本当に対等でいいのかと
昭和の時代を生きてきた
自分は思ってしまうのです。
親になった時
卒業する我が子の背中をみた時に
親は様々な光景を思い出すことでしょう。
一年生になって
泣きながらも家をでた不安な表情をした
我が子の後ろ姿に見送った日々。
打って変わって元気に返ってきた我が子の笑顔。
様々なこどもの表情を思い出す。
笑顔と感動の涙で旅立てるのは
多少の不満があったとしても
それは先生のおかげ、
忘れてはいけない
我が師の恩なのである。
その恩を含んだ
多くの思い出が仰げば尊しの
歌詞とメロディーを聞く度に
思い出される。
そういう意味で
大切にしたい歌である
今日から3月。
本格液な卒業シーズンを迎え
「仰げば尊し」
今年はどれだけ歌われるのだろうか?