投稿者「santa」のアーカイブ
習慣を整える
誰もが
ある道のプロフェッショナルでありたい
と思っています。
プロフェッショナルとしての
条件の一つに
いつでも、どこでも、どんなときでも
一定のレベル以上の
仕事をし、成果をだせる
事ではないでしょうか。
プロフェッショナルとなれば
いついかなる時でも
安定かつ高品質の仕事が要求されます。
そのために
日々モチベーションを維持し
スキルを一定以上に保つことを
求められるのだと思います。
モチベーションとスキルを
一定以上の水準に保つために
何をしないといけないのか?
それは個々人で
異なると思います。
一定以上の水準に保つために
イチローも
日々同じ行動をとっています。
つまり
自分が自分自身に厳しく課す
行動のルールが
必要なんだと思います。
それが
ルールが習慣という
ことではないでしょうか。
自分を律する行動のルール
つまり
習慣があるかどうかで
仕事の成果において
大きな差が出るのは
まちがいないと思います。
習慣を整えると
いうことは
成果をだすために大事な事だと思います。
習慣を整える方法には
3つあります。
①すぐやる
思い立ったら、すぐやる。
”どうしよう”と立ち止まらずに
気づいたらすぐやること。
やりたいと思った時は
モチベーションが一番上がっている時
だから
モチベーションを整えるために
すぐ行動することが
成果につながっていくのです。
②続ける
行動を起こしたことが
1回きりでは、
成果にはつながりません。
モチベーションも下がります
スキルもあがりません。
続けることが大事。
続けることで
更にモチベーションが上がり
スキルが磨かれ
確実に成果が上がるのです。
そして
最後に
”カスタマイズする”
続けていくために
続けていくうちに
自分に合う、合わないなど
様々なことがおこります。
習慣化しようとすると、
色々悪いことに頭がいって、
習慣化を阻もうとします。
できそうなになかった時
出来なかった時には
できるように
”カスタマイズ”すればいいです。
もし、朝、サッと起きようと思った時、
もし起きれなかったら、
目が覚めて起きれなかったら、
15分後に目が覚めたら必ず起きようとか、
次の条件を設けることで、
軌道修正できる余裕を
持つことも大事思います。
そうすることで、
失敗、できなかったことを恐れることなく
一歩踏み出すことができます。
ただ、どんどん
自分に甘くなってしまう
かもしれないので、
できたらまた
元の条件に戻していくことも
大切かと思います。
自分の納得いく形で
軌道修正する行動をとれば
いいと思います。
習慣とはなにか?
習慣は
自分を律する修行ではなく、
未来のなりたい自分になるために、
今しないといけない自然に動けるための
”初めの一歩”だと思います。
さあ、今から何をしようと
行動を始めますか?
☆5/19(日)の講演会&コンサートのお知らせです。
【人間の体が宇宙なら】
人間の体は
60兆個の細胞からできています。
その途方もない数に
人間の体は宇宙に
例えらることもあります。
人間のからだが宇宙なら
人間のからだを作っている
細胞の一つ一つが
宇宙を構成している星。
その一個の細胞が
地球の大きさに例えると、
細胞にその人の情報の詰まっている
染色体は国。
そして染色体を構成している
遺伝子がその国の街の大きさになり、
遺伝子を構成している塩基が
一人の人間の大きさになる。
その塩基がちょっと狂っただけでも、
細胞は癌化してしまう。
そのガンが広がっていくと
染色体を壊し
細胞を壊し、組織を病ませて
そして
最後はいのちまで・・・・
奪うことにもなりかねない
これを
地球にそして宇宙に戻して考えると
一人の人間の異常で
地球が癌化しうるということにもなるということ。
遺伝子を治療し、一つの塩基を治すことで
細胞を蘇らせられることができるように。
一人の人間の生き方で
地球全体をを活性化させることも可能であるということ。
人間ひとりひとりの些細なちから
それは小さいようで大きい。
あなたがどう生きるかって
とても大切なこと
どう生きるかは自らのためだけではなく
地球全体、いや宇宙全体の
平和に関わっていることなんだなぁと
診察しながらふと思ったことを
書かしていただきました。
☆5/19(日)の講演会&コンサートのお知らせです。
お金の向こうに人がいる
お金のことを考えた時
例えば支払いをする時に
忘れてはいけないこと。
それは、お金より大事なのは
人であるということ。
お金が偉いわけではないし
経済を回さないといけないと言い方を
よくするけれど
忘れてはいけないのは
経済を回す時も
人を中心に考えないといけない。
お金を払う時に
お金だけをみて
働く人の存在を無視してはいけない
のです。
そして
お金が動く時には
儲かると喜びも生まれるけど
損をした時の悲しみの方が
何倍も大きくなるということも
忘れてはいけないのです。
日用品や毎日の食品を買う時は
買うこと自体には喜びを感じませんよね。
でも、支払いの時点になると
わずかながらでも心の痛みを感じることでしょう。
でも、少しでも痛みを感じるから
買い物をする時は
よく吟味をしてから
するようになるのかもしれません。
でも
最近の支払いは
電子マネーやクレジット決算が増えていると・・・・
便利だけど
怖いのは、支払う時に
心の痛みが伴わないことでしょう
それはお金を中心に考えているから。
お金中心から人を中心に考え
ものに対してだけでなく
人に対する感謝のしるしが
お金だと考えることができれば
世の中はもっと豊かになるのかと思えるのです。
お金の向こうに人がいるのです。
☆5/19(日)の講演会&コンサートのお知らせです。
歩き禅のすすめ~小人閑居して不善を為す~
人は、いつも頭で考えながら
生きています。
その考えを止まることはなく
常に考え続けています。
考え続けるというと
ちょっと哲学者になったような
何だかかっこいいですが
実際は・・・・
起きた瞬間にもう起きようか
何を食べようかとなど
考えたことを思い返しても
哲学者のような
立派なことを考えているでしょうか?
いえいえ
恥ずかしながら、決して
人に言えるようなことばかりは
考えていません。
特に
閑な時、何をしていいかわからない時ほど
ろくなことを考えつきません。
時間ができた時
何かよかならぬことを考え出したと思ったら
歩くことをお勧めです。
ただ歩くだけで
頭が周りの光景や
肌に感じる風、温かさを感じるようになります。
考えが自分の感じる感覚に集中し初め
自分の思いにだんだんこころがむき出します。
そう言えば、禅のやりかたで
歩き禅という方法があるのを知っていますか?
歩くなど身体を動かすことで
よけなことを考えなくなると言うことです。
歩き禅というのは
今していることに集中すること。
今を生きていることを教えてくれるのです。
ADHDの包括的治療を求めて
今回は福岡の小児科医が集まって
独りでは経験しえない
病気の経験を共有するのが目的の
学会に参加してきた。
今回も貴重な症例が様々提示された。
どれも日頃の診療の中で
心に留めてあたらなければならないと
気合いが入った学会でした。
その中
こころに強く響いたのは
山下裕史朗久留米大学医学部小児科教授の
退官前の講演で
これまでの仕事の総括の講演。
先生は
まだADHDが一般的でなく
薬などもなく
四苦八苦していた時代から
現在に至るまでの
ADHDのこども達との関わりを
話して下さった。
これも
僕独りでは経験しえないような
貴重な話だった。
いまでこそ
教育現場で問題になるADHD児に
医療の介入をして欲しいと
医療機関を受診される方は
後をたちません。
授業の妨げになる
他のこどもたちの授業になっているから・・・
確かに
教室全体で起きていることを
想像すると・・・どうにかしないといけない
ということで
医者は丸く収めようと
診断、治療を行う。
それで、ある意味平和な
教室の風景が生まれることを
信じて診療を行います。
でも、治療を行う医師として
忘れてはいけないのは
ADHD児自身の気持ちは忘れてはいけない。
ADHDは病気ではない。
その子の特性であることを忘れてはいけない。
治療介入をするのは
その子がその集団で困っていることがあるから。
きっとその集団以上に
本人は苦しんでいるのだと思う
その本人の気持ちを助けるために
医療はあるのだと
いうことを
強く心に響いてきた
山下教授の講演だった。
お金もかわいいなら旅をさせよ
こどもには旅をさせよという
言葉があります。
これは、こどもだけに当てはまる
言葉ではなく
実はお金にも言えるのです。
お金も世の中に回してこそ
役に立つのです。
世の中にまわすから
成長して増えて戻ってくるのです。
お金がかわいいと思うなら
お金も世の中に回すべきなのです。
お金の旅の方法は
①消費②投資③銀行に預ける④寄付です。
タンス貯金はいけないわけです。
お金にも旅をさせよです。
きっと旅をしたことを感謝して
ひとまわりも、ふたまわりも大きくなって
あなたのところに帰って来ることでしょう。
病気の時ほど陽気に生きよう
病気になると
それまで前向きに生きていた人でも
後ろ向きな気分になりがちです。
病気になると
誰でも多かれ少なかれ
ついつい
ああして欲しい、こうしてほしいという
一寸わがままな気持ちがでてしまいます。
その気持ちをわかってもらえないと
だんだん被害者的な気持ちになってしまい
気持ちが抑えられなくなり
周りの人に
八つ当たりしてしまって
それまで築き上げていた
人間関係を崩してしまうことにも
なりかねません。
そうなると
どんどん孤独感が強くなり
ますます病気を呼び込んでしまうという
結果にもなりかねません。
この後ろ向きな気持ちが
どんどん病魔を引き込んでしまうのです。
ですから病気な時ほど
陽気な、前向きな気持ちでいたい
いるように努めないといけないでしょう。
徳は弧ならず、必ずとなりあり
この言葉は論語にある言葉。
自分の信念を貫く人が
孤独であるはずはなく、
敵だった人でも見方になることだってある
という意味です。
この世の世界を作っているのは
全て自分の心です。
敵であるか、味方であるか決めるのも
自分の心次第です。
そして
相手がどう思うとも
自分が正しい生き方をしていれば
正しい生き方をしていると思っているのは
自分の心です。
自分の汗矢尿の匂いは
自分ではわからないと同じです。
ですから
ものや人に向けている意識を
なるべく自分の内面に向けることに
意識することが大事なのです。
自分のこころに恥じる思いがなく
こころを磨いていけば
あなたのことを悪く言う人は現れず
みなあなたの力になってくれるでしょう。
森鴎外の世界
はじめて森鴎外の小説を読んだ
森鴎外は
名前は聞いたことがあり
明治初期の大文豪であり
軍医でもあり
医者としての功績もあり
現代においても
その存在感を示している人物。
初めて小説を手にした。
短編であったけど
「高瀬舟」「最後の一句」「阿部一族」
「じいさん、ばあさん」など
読んでびっくりした。
現代にも通じる
現代においても問題になる
安楽死も問題
当時としては
当たり前のことだった
介添えや、親分の殉死に
あとを追って死ぬことに
いとにと向き合う医師として
その行為に疑問を
次々に投げかけられた作品だった。
150年以上経っても
まだ解決していない問題に
現代に生きる僕たちも取り組んでくれと
森鴎外からのメッセージを受け取った
作品だった。
抗生剤
抗生剤という薬は
大変誤解も多く
最近ではその使い方を伝えることが
とっても大事になってきた
薬です。
そこで
今日は抗生剤であわてないです
抗生剤は、どういう薬かというと
細菌(ばい菌)をやっつける薬です。
ウイルスなどの細菌以外の
微生物には効かないことを
まず知っておいてください。
日常
こどもが病院にかかるのは病気で
最も多いのが
風邪だと思います。
風邪の原因の90%は
ウイルスによるものです。
ですから、風邪の多くには抗生剤は効かない
ということを知っておいてくださいね。
ですから
熱がでた・・・決して抗生剤が必要って
わけじゃないんですね。
でも、どうして
こんなに抗生剤が必要に
思われるようになったか?です。
戦後まもなく登場した抗生剤。
抗生剤を使うと
それまで治りにくかった
重症の肺炎が治るようになり
”夢の薬”と言われるようになりました。
だから
熱が出ると
抗生剤をのんで、熱が下がる(治る)
また、熱が出る、抗生剤を飲む
治る
・・・・ということをくりかえし
医師も患者さんも
抗生剤を飲まないと治らないように
気がしてきたんですね。
でも
実際は、熱の原因の多くは風邪、
それも多くの原因はウイルスなので
抗生剤が効いたのではなく
実は自力で治ってたんですね。
必要でないのに抗生剤を飲んでいると
どうなるか?
副作用が心配ですね。
3つ心配な点をお話ししますね。
まず第1に
抗生剤をのんでいると
薬の効かない耐性菌が増えてしまうこと。
細菌も生き物です。
生き延びるために必死です。
ですから、生き延びようと
自ら変化して
抗生剤に負けない細菌になってしまいます。
ですから
抗生剤を使いすぎていると
いざという時に
抗生剤が効かなくなってしまいます。
2番目に腎臓、肝臓に負担をかける
ということです。
抗生剤は、肝臓や腎臓で代謝されるので
腎臓や肝臓に負担をかけて
機能が低下してしまう可能性があります。
また
抗生剤により
アレルギー反応を起こすこともあり
重症な場合は、
スティーブ・ジョンソン症候群という
発熱、皮膚炎、目に変化が起きて
死亡することもあります。
3番目に
抗生剤を飲んで下痢をする方
結構いらっしゃいます。
これは
抗生剤が、腸内にいる
善玉菌を殺してしまうので
腸内細菌叢が壊され
腸内のバランスが崩れたために
下痢をしてしまいます。
腸内は様々な免疫などに
関わってること最近わかっています。
ですから
腸内の環境を整えることは大切です。
このように
色々問題のある抗生剤ですが
抗生剤は絶対使っては
いけないわけではありません。
何となく
効くような気がするから
心配だから
というような曖昧な使い方は
益なしっていうことに
なりかねません。
そして
ご家庭で気をつけてもらいたいことは
熱が高い時だけ飲んで
良くなったので、2回、1回と減らしました。
前回の抗生剤の余りを
1回飲ませました。
という、中途半端な使い方は
診断が遅れたり
耐性菌が増えることにつながり
治療に難渋することになりまねません。
抗生剤は、とってもいい薬です。
それは、昔から今も変わりません。
でも、使い方によっては
毒にもなります。
抗生剤は
いざという時に
あわてないように
日頃から使いすぎに気をつけながら
使う薬ですよ。