今日の言葉」カテゴリーアーカイブ

まあいいかと思えば幸せになる

1000円を二人で分けようと
分け方はその友達に全面的に任せてくれ。
この提案にあなたはのりますか?

その提案にのるというと
分け前は100円でした。
「え、それだけなんだ、ちょっとせこいなぁ」
不満はあったけど
100円でももらえたんだから
まあいいかと思いなおしました。
その時の気持ちを抑えることができました。

なぜ、その時
腹を立てることなく、感情を抑えることが
できたかというと
まあいいかと考えた時
からだの中にはしあわせホルモンと言われる
セロトニンが分泌されていたのです。

まあいいかと思って
マイナス感情を修めることができる人は
セロトニンが多い人
つまりしあわせな人生を送っている人なんです。

☆台風10号接近中です。
本日は診療しておりましたが、現在の台風の進路状況で
明日は休診の可能性があります。
どうぞ注意してお過ごしください。

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言葉よりも大切なもの

人間は
コミュニケーションをとる時は
言葉を使って行いますが
その時、発した言葉が
相手がどういう風に足られるかで
気になりますし
実際受け取られ方によっては
誤解されてしまうことも
起こるかもしれません。

しかし、実際のコミュニケーションに
影響するのは
言葉の情報が7%、声のトーンや言い方が38%
しぐさや表情などの上布が55%だという
研究があるのです(メラビアンの法則)

例えば
こどもを叱る時も
言葉で叱ると時に
言葉のトーンや表情で
しぐさや目の微笑みで
あなたを愛してるから、怒ってるのだよと
伝えることができる
いえ、そう伝えることが大事なのです。

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周りの人に支えられて

現在健康情報にあふれている。
この食べ物がからだにいいと言うだけでなく
その成分がからだのどこに効くからと
科学的に説明してくれるから
とても説得があり、それが
健康オタクといわれる人を増やしているのでしょう。

ただ、科学、実験通りに、理論通りに
上手くいかないのが
人間の運命なのかもしれません。

科学的に進められる
健康に気をつけ、そこまでストイックにして
生きているからといって
必ず長生きしているかというと
そういうわけではない。

逆に
ジャンクフードを食べて、
タバコを吸い、酒を飲み続けていても
長生きしている人がいるのは確か。

そこには何のちがいがあるのでしょう。

そこには
周りの人の気遣いがあるのはないでしょうか?
そんな生活をしていたら・・・・
と心配して注意してくれている人がいる
あなたがいなくなったら大変だという気持ち
つまり
周囲からの支援と尊敬がある方は
多少無謀な生活をしていても
周りの思いで守られているのでしょう。

僕は
医者として、目の前にいる患者さんに対して
尊敬の念を忘れずに
支援することが役割なのだと思うのです。

僕はキリスト教徒ではないけど
それが隣人愛だとも言えると思うのです。

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90歳何がめでたい

90歳の草笛光子が主演で
昨年に100歳になった作家佐藤愛子の
エッセイが原作に映画化した作品だった。

90歳とは思えない
元気な草笛光子の演技と
それに負けないように元気な
佐藤愛子担当の編集者を演じた
唐沢寿明のバタバタ劇のようそうで
始まって
ふたりの元気の良さに圧倒されてるうちに
いつの間にか二人の生き方に
なぜかわからないけど涙があふれてきた。

年をとっても
人に自分の生き方を示せること
働けることは生きがいになるんだろう。
僕も
医者をしながら
作家のように人にこころの内を形にして
生きることを伝えて生きたいと思った。

そん中
周りの人々も変わり
それぞれの人生を歩むことがある。
それを素直に喜び
応援できる器の大きい人間に成長しないと
いけないことを教えてくれた映画だった。

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人前で話す時聴衆のこころを惹きつける方法

コロナ禍から回復したと同時に
日常の生活が回復したと同時に
僕自身もコロナ期に病気が発症し
コロナ前の体力に少しずつ戻ってきたので
徐々に講演会を頼まれることが増えてきました。

講演は
自分の体力に合わせて
無理のない程度でお受けしていますが・・・
本音を言えば
できるだけ受けたくはないのです。

なぜなら
僕は講演家ではないし
話が上手いわけではないので
人前で話すのは得意ではありませんが
伝えたいことがあるけど
上手く伝えられるかいつも不安でいっぱい。

そんな時
「置かれたところで咲きなさい」の著者である
シスター渡辺和子さんが
「話すことは、なれれば、どなたにもできるようになります。
それより大事なのは
講演にいらっしゃる気持ちを
こちらに向けていただくことです。
その方法をわたしは知っています」と
語られていました。

その方法とは・・・

どんな会場に行っても
演題まで7歩で歩くこと
靴音がたつように
ヒールのある靴を履いて行きます。
姿勢を正し、よく胸を張って
カチカチ、コツコツ、靴音を高く歩くのです。
この時、聴衆の方を視ないこと。
演台の方だけを真っ直ぐ見て
コツコツ、カチカチと7歩で演台まで歩いて行くのです。
みんなこちらに向いてくれていますよ。

次回講演する時は
この教えてもらった方法で
聴衆のみなさんのためになるお話を
しようと思います。
ちょっと楽しみになりました。

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平和な世の中だからならではの問題

最近社会問題になっているのは
ひきこもり。

診察時にも
学校にいけなくて
困り果てて親御さんと来院される
ケースが増えてきた。

これはこどもだけの問題ではなく
おとなになっても
引きこもったままで
働かずに
将来を心配する老いた親との
トラブルとなった悲劇が
度々報道される。

人々の
生き方が様々選択できる
自由になった反面に起こった
現象だとも言えるし
働くなっても
生活保護などを受けることで
生きていくことができるので
そのままで生きようとすれば生きていける。
時代であるとも考えられる。

もし
自給自足中心の世の中であれば
働かないと生活保障が得られない
社会に生きていたのならば
引きこもってはいられないはず。

引きこもっても生きていけるのは
日本が平和でいい国になったから?
とも考えられるけど
このままでもいいのだろうかと・・・
問題の闇は深い気がします。

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人口容量

古田隆彦青森大学教授(人口社会学)が
提唱されている人口容量という考え方が
あるというのです。

これまでの日本人の人口容量は
旧石器時代で三万人
集約文明期で三三〇〇万人と推定されていて
人口がこの領域に達すると
日本人の人口は停滞もしくは減少して
のりきる場面に遭遇してきたそうなのです。

その人口容量に達し、乗り越えるために
限りある資源の分配するための
選択を迫られてきました。

現代の我々親世代は
この人口容量を乗り越えるために
自らの水準を下げてもこどもを増やしていくのか
生活水準を維持もしくは高めるために
こどもを諦めるかの選択を迫られてる時代に
きていると思います。

その意識が
我々現代人のひとりひとりの考えに
無意識のうちに働き
晩婚化、非婚化
共働き、仕事と育児の困難さが生じてしまった
とも考えられるのです。

国はある意味お金をばらまくことで
子育てしやすさを感じてもらおうとしていますが
生活水準を維持、あげようとすればするほど
子育ての困難さは上がってしまいます。

そこで、子育て
こどもを育てることの価値観
これはお金で得ることのできない価値観であると
既存の価値観を変えていくことが
必要ではないかと思うのです。

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親は心配し続けてしあわせになる。

こどもは
早く親から独り立ちすることが
こどもの役割。
親に心配かけないように
生きられるようになることが
成長の証だと考えて
勉強に励んでいることでしょう。

親も
自分たちが何も心配いらないように
なって欲しい。
こどもたちには
自分の道を自分の足だけで
歩いて欲しいと思っているのです。

でも
実際、親は
いつまで経っても
こどものことを心配し続けてしまうのです。

ひとり暮らしを始めたら
ちゃんと食べているだろうか?
働き始めれば
人様の役に立っているだろうか?
結婚して、こどもが生まれれば
子育てに悩まされないだろうか?

心配の種は尽きないものです。

介護をしている方から
こんな話を聞いたことがあります。

介護に至る前の段階での一番の親孝行は
親に楽をさせないこと。
そして、親にいつまでも心配をかける
親不孝なこどもが
結果的には一番親孝行だというのです。

そういえば
父が、おまえのことを心配できることが
しあわせなんだよ。
という科白を聞いた時
父がいつも寄り添ってくれている
安心感の有り難さを感じたのを
今も憶えています。

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少子化を克服するための国策とは

昔から少子を統計的にみて
打つ手があると言われてきた。

ひとつは識字率を下げること
最近こどもたちの学力は下がってきている
といわれています。
これはこどもを減らしてはいけないという
人類の無意識の動きなのか?
いえ、これから識字率が下がることなど
非現実的でしょう。
それに、こどもたちに
勉強しなくていいなどという世の中には
決してならないでしょう。

それなら
誰もが大学までいけるように
学校教育費を下げるなどすると
こどもの行きすぎた教育熱が
加熱することはないので
こどもを育てやすくなる気はします。
そして
こどもにとっても、安心して
自分の道を進むことができるのかも。

日本が
大学教育まで無料化して
識字率を下げるのではなく
誰でも自分の選んだ道を
自分の能力に合わせて生きる国になれば
今よりも
子育てしやすい国になりそうですよね。

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寝る前のひとこと

真夏は寝苦しくて
なかなか寝つけなかったり
途中で目が覚めてしまって
朝起きた時
睡眠不足を感じて
一日どんよりすることともあるでしょう。

そんな夏の夜
悩み事、一寸気になることがあったりすると
ますます不調に拍車をかけてしまいます。

そこで
少しでも気分よく眠って起きるために
寝る前に
一寸気になったことがあったら
ごめんなさいと謝って目を閉じればいい。
有り難いことがあれば
ただありがとうと言って目を閉じればいい。

そうすることで
思いを解放して眠りにつくことで
あなたを安眠の世界へ誘ってくれるでしょう。

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