「真実の医療」カテゴリーアーカイブ
思いやりのこころ
人は日々戦っています。
武器を持たなくても
生存競争、受験戦争に
日々の生活の中で闘い続けています。
生きるためには
必要な戦いもあるけど
ただいのちのためにではなく
自分の欲を満たすために
自分以外の人を傷つけてしまう
戦争も起こしてしまうことも
あります。
人間はいつから
戦うことを覚えてしまったのでしょう。
人間は元々は
戦うことは望んでいなかったと思うのです。
なぜなら
生まれた時は
喜びいっぱいの気持ちに溢れて
この世にいたはず。
そして
こどもの時は誰でも、
困っている人を“助けたい”と、
優しい気持ちを
いっぱいもっていたずです。
それなのに
おとなになるにつれて
優しい気持ちが薄れてしまうのでしょうか?
でも
こども達と接すると、
どんなに戦闘モードに入ってた人でも
こどもの時に感じていた
優しい気持ちを思い出す場面があることでしょう。
でも
日々こどもと接すして働いていても
いつもこどもと同じ無垢な感覚を
持ち続けることはできないのが悲しいところです。
しかし
こころが洗われた瞬間があると
今までの生きる世界が変化を感じます。
看護師、保健師、学校の先生などのように
こどもと関わる方々だけでなく
子育て中のお父さんお母さん
子育て中でなくても
バスの中、町中で
無邪気な子供の姿に触れた時
こどもの時感じたことを思い出し
こどもの気持ちをもっとわかってあげられると思います。
子育ては大変だと思われている方
ご家族の介護でお疲れの方
ご家族のことが手いっぱいで
仕事、家事、全てのことを
完璧にできない時もあると思います。
僕も仕事で疲れ切った夜は、
いつも優しい父親でいることはできません。
でも、
こどもの顔を見ると、どんな時でも不思議
と「明日もまた、頑張ろう」と活力をもらいます。
家族は思いやりのこころという
絆でつながっていると思うのです。
だから、
こどもと過ごした時には
ご家族と過ごした時間は貴重な時間です。
生きていることに感謝し、
いつもこどもの頃持っていた
“思いやりの心”を思い出して
過ごすことができれば
きっと、戦争なんて起こらない世の中になると
思うのです。
こころが荒れたと思った時に
そっと目を閉じ
ご両親の温かさや
こどもの時の気持ちを思い出してみませんか?
試練を乗り越えるために
春は旅立ちの季節
その旅立ちにむかっての
報告が耳に入ってきます。
希望の通り出発できる人だけでなく
進路変更を余儀なくされた人
次のステップのために
力をつけることを決意したり
悲喜こもごもあります。
今の状況で人生が決まるわけではないので
今示された道を
しっかり歩いてもらいたいなぁと思います。
そして
今がどんな状況であっても
これまで順調であっても
長い人生の中で試練は訪れるでしょう。
また
今試練の時が訪れていると思ってる人も
いるでしょう。
試練は
いつか誰にでも訪れます。
試練が訪れるのは
決してあなたを挫折させるためではないのです。
僕も
病気という挫折を
人生の中で何度か経験することが
ありました。
その時に試練を乗り越えたときに感じた思いは
全てに対する感謝の気持ちが
心の底からあふれてきました。
試練の時には
神なんっていない・・・なんて
全てのもの
神様にさえも当たってしまいます。
試練をもたらしたのは
もちろん神様ではありません。
実はあなた自身が
自分の成長するために
試練を与えているのです。
試練の時は
あなた自身が選んだ必要な時期なのです。
だから卑屈になり
自暴自棄になってはいけません。
自分自身で選んだ必要な試練なので
そこには必ず救いがあるのです。
ですから、試練の時こそ
冷静になって周りを見渡してみましょう。
そこに
あなたが歩むべき
銀色の道を感じませんか?
今、あなたがしないといけないこと
やらないといけないこことを
感じるはずです。
順調な時には感じなかった、意識しなかった
あなただけの光り輝く道が
目の前にあることに気がつくでしょう。
それが試練が
あなた自身が用意した
あなた自身が成長するために
必要なことなのです。
ですから
今が試練のときでも
喜んで試練の時を受け止めて
自信を持って進んでいきましょう。
聞く力
昨日のブログで
田村淳氏が即時力の話をされた
ということを書きましたが
その講演会の最後に
即時力と共に
ずっと聞く力がとても大事だと
思っていたので
今その聞く力について
まとめているところですといっていた。
聞く力の大事さは
仕事をしているときに
僕も感じていたことで
聞くことは難しく
まだまだ磨きをかけなければと思うところ。
医者は毎日
患者さんの苦しみを
受けいなければならない。
そして
その苦しみの原因と治療法を見つけ
患者さんが安心して
過ごせる道を歩いてもらうことが
目的なのです。
そのためにも
患者さんの訴えに
まずは耳を傾けないといけないと思うけど
ついつい
途中で自分の意見を言ってしまったり
アドバイスをしてしまったり
自分の思いを途中で口走ってしまい
患者さんの思いのたけを
中断させてしまい
自分の未熟さを感じ、反省する毎日なのです。
淳さんにしても、さんまさん、タモリさんにしても
一流のお笑い芸人って
特に受けるようなネタをもっているわけでなくても
相手のいいところ、おもしろいところを
引き出して
輝かせることで
自分も輝いていっている。
そう
聞く力があるから
話が盛り上がっているのだ。
その秘訣を是非聞いてみたいと思う。
田村淳氏は
話し終わると
ここまで話すつもりはなかったのに
といわれることも多いとか。
この力だ
そのためにも忍耐も必用だと。
そうだ
一生懸命に相手の言葉を
大切に受け取ることから
はじめないといけないのだ。
そのためにも
診療時間は今までよりかかり
診療待ちの患者さんには
更にお待たせすることになるかもしれません。
マザー・テレサも次のように言われています。
たとえ私の口が閉じていても
わたしは目で30分の間
あなたに語りかけることでしょう。
あなたの目をみるだけで
あなたの心が平安かどうか、見分けることができます。
わたしたちは喜び輝いてる人々を見ます。
そしてその目の中に
純粋さをみることができるでしょう。
もし、わたしの心に静けさが欲しいのなら
眼差しに静けさを保つことです。
あなたの両方の目で
もっとよく祈れるようになりましょう。
実際の診療で
あなたの診察時間は、
あなたのこころを開く時間となり
診察室室からでた時には
世界が輝いてもらえるように
僕も100%の力で
あなたの内なる声にも
耳を傾ける時間になればと思います。
即時力
ロンドンブーツ1号2号の田村淳氏の
講演会”即動力”に行ってきました。
田村淳氏は
相棒の不祥事に対して
相方のために相方のことを思ってとった
対応を報道で観て
また
最近の政治家をめざしてる?
と思いたくなるような
ただの芸人の枠にはまらない
世の中に訴えかける活動を注目していたので
是非生の声を聞きたくて参加した。
最初に言われたのは
自分は他人軸ではなく
常に自分軸で考え動いていると。
そう、自分の気持ちに従って
こころに頭に浮かんだことに対して
体裁、他人の目など気にせずに
怖れずに動くこと
それが”即動力”だと。
動いて失敗してもいい
動いて悩めばいい。
今悩んでるのなら
動いてみればいい。
自分のこころに浮かんだもの
それは
潜在意識かもしれない。
そして、もしかして
神様からのメッセージかもしれません。
そのメッセージは
予期せずに、突然訪れます。
気づかないと
気づかないままで
一度聞き逃すと
次はいつ自分の耳に届くかどうかは
わかりません。
そのメッセージを
聞き逃さないためにも
”即動力”を身につけておくことが
大事なのです。
こころをこめる
人は
ひとりでは生きていけません。
でも自分を大事にするあまり
その事実を忘れてしまい
自分勝手な考えに占拠されて
自分と人との狭間で苦しむことがあります。
人のために
喜んでそして心をこめて生きることを
学べるのが育児だなのかな?と思うのです。
育児は毎日山あり谷あり。
お子さんの前で
お母さんもお父さんもはいつも笑顔でいたいはず。
だけど、
思わず大きな声で叱ってしまう出来事も起こります。
叱った後、
大泣きしているわが子を見て、
我に返ることもあるでしょう。
お子さんはその時どう思っているか
不安になることもあるでしょう。
我が子のためと思っても
自分のためになっていないでしょうか?
ある時、
亻(にんべん)の文字をジッとみていると、
「亻」が母の姿に思えてきました。
「優」の字を見て、
幼い頃、憂いの時いつもそばにいてくれた「
「優しい母」のことを思いました。
「信」という字を見た時
どんなことを言われても、
かたわらにはいつも母がいたことを思い出しました。
だから今、人を「信じる」ことができる。
母とケンカしとことも
今では忘れられない思い出になっています。
こどもと、本気で向き合う心は、
母がこどもを思う祈りです。
そして、
母の祈りは
こどもの心の中に永遠に生き続けます。
だから、この思いは必ず届くと信じ、
「この瞬間」そして「この場所」に心をこめましょう。
喜ぶ時も、悲しい時も怒っている時も
おこさんだけでなく相手のことを思い
心をこめましょう。
心をこめた思いは必ず通じますから。
働く目的
仕事をする目的は
生きていくために
お金を稼ぐためだけでない。
自分が生きていくために
お金を稼ぐことだけを
目的にしてはいけないと思う。
働く目的は
人のためになることをするのが目的。
人に喜んでもらえたことで
その対価としてお金をもらえるのです。
働く目的が
私利私欲のためだけではなく
奉仕、利他のこころを忘れてはいけないのです。
だから
人は最高の奉仕と最高の品を
提供してくれる店を好みます。
他者をしあわせにすることが
自分のしあわせにつながること。
自分以外の人がしあわせになるためには
奉仕の気持ちが欠かせないのです。
世の中には反映の法則があります。
自分の利益を追求する
利己主義の法則には従わないのです。
利己主義の追求は
今の世の中を見渡せば感じると思いますが
戦争のような
破滅の状況が待っているんです。
つまり
自分のために生きているのではなく
自分以外の人のために
生きていく存在なのです。
人という感じが示すように
お互い支え合って行くのが
人の道なんです。
だから、どんな仕事をしようが
どんな毎日を送っても
忘れてはいけないのは
誠心誠意、魂を込めて取り組み
決して今の環境に甘んじないことが
生きた仕事ができる環境が
整っていくのでしょう。
東大教授、若年性アルツハイマーになる
東大医学部の教授であられた方が
アルツハイマーになったとき
どうされたのか、
そしてその後の生活は?
そのことを赤裸々に綴られた本だった。
アルツハイマーになっても
本人自身だけでなく
家族との生活
社会とのかかわり
そしてナチュラルコースを
どのようにどう過ごされたかを
奥様がその時々の思いを
奥様の思いだけでなく
ご主人の気持ちに寄り添って生きてきた
愛の記録だと感動したのが
読み終わった後の感想。
認知症になったとき
ご本人の心情から
発した言葉が記録されている。
いつも沈着冷静、理路整然としているかたが
大きな声をあげてしまう。
その理由を
「場所がちがうんだ、やめてくれ」
「場所が家とちがったり
知らない人に何か言われても
さっと理解できないし、言葉がでない」と。
つまり
自分の今いる空間が
今までと違う
そのことを同確認したらいいのか
説明もできなく
不安に感じているのだろうか?
また、食事がすすs間ないとき
食べない理由を尋ねると
「僕の住んでいる世界は、大変なんだよ。
いろいろな種類を食べなくては、と思っても
手がでない。
我慢して、嫌いなものでも食べないと思っても
できないんだ」と答えられたと。
住んでる世界は
僕の住む世界とは違うのだ
理屈じゃない
こころが自由になれるように
生きていこうとしている。
色んなしがらみの中に生き
自分を他人に合わせて生きている
ある意味生き抜きにくい世界を
僕達は生きているのかもしれない。
生きにくい世界だからこそ
感じることもあり
成長することもできる。
成長して、自分の目標を達成するのが
今生きている本来の意味。
そしてその生が終わりを迎えた先の世界
明らかに今と違う世界で生きることになるのだ
・・・・そうこの本は教えてくれた気がする
願いを叶えるために
春になると
新生活が始まり
多くの方がご自身の
願いを叶えるために
希望を胸に一歩を踏み出したことでしょう。
希望あふれて
一歩踏み出したのに
日が経つと思い描いた世界とは違うと
感じる方も多いことでしょう。
ここで願いが叶うために
どうすればよいかを考えてみましょう。
願いとは実は
望みが叶ってないから願うのです。
つまり叶わない望みなんですね。
願いをかなえるためには
この望みが叶うまで行動することが
求められるのです。
つまり望みを叶えるためには
意志の力が必要。
意志とは望み+エネルギーとも
言えるでしょう
望みを叶えるのは
意志の力が必要だけど
この意志の力を正しく働かせるって
中々難しいものだと感じる方も多いことでしょう。
人々の人生はみんな異なりますが
だれもがしあわせな人生を歩みたい。
幸せな人生という目的は同じでも
健康が欲しい、お金が欲しい、名声が欲しい
いい仕事がして人に喜ばれたい・・・・など
ひとりひとりのしあわせの形は違います。
実は
このあなたの考える具体的なしあわせの姿は
あなたの頭(脳)が描いたあなたの姿。
それは幻想なのかもしれません。
権力者がもっと権力を持ちたい
金持ちがもっとお金を欲しがる
これは真実のしあわせの姿ではなく
頭が考えた幻想の願いなのです。
だから・・・叶わないのですね。
願いを叶えるには
頭で考え、思い描くだけでは叶わないのです。
意志をもって行動することが必要なんですね。
その願いを叶える意志はどこから生まれるか?
決して頭で考えたことではなく
こころの中からでてくる知恵なんですよね。
望みを叶えるために
ふと思いついたこと・・・
思ったことはこころからのメッセージかも
是非実行してみて下さい。
願いを叶える一歩になるはずです。
意志の持つ強大な力
ロシアによる
ウクライナに対する侵攻が
止まりません。
それに合わせて
世界的に広がる
ロシアに対する制裁、非難の声。
ロシアのやっていることは
決して許されることではありません。
だからといって
全世界の制裁が進むことで
ロシアの孤立化が
解決の糸口になるのか?
逆にもっと狂気の行動をとらなければと
今の全世界の動きが
平和を遠ざける結果にならなければと
思うばかりです。
戦争終結の着陸点が
見えない現段階で
一筋の希望の光と思えるのは
全世界の人々の
平和を願う気持ちなのだと思います。
人間の祈りには
力があることは医学的にも証明されています。
確固たる意志には
強大な力があり
目的成就へと続く道を創り出します。
意志の持つその力が
大気中に振動を起こします。
秩序と体系と実力の法則に従う大自然が
確固たる意志の力を
高めるように支えてくれるのです。
自然を動かす石の力の源は
真っ当な目的、高尚な動機
世界全体にとって良いことをしようという
気高く私利私欲のないこころ
だと思うのです。
平和を願う強い気持ちは
決して武力に屈することはありません。
地球全体の平和を願う限り
必ず平和への道が広がるのです。
喜び合う力
世界が戦禍にどんどん巻き込まれています。
いったいどうやって収束するのか
混沌とした状態。
こんな時に自分は何ができるのか?
悩んでしまいます。
そんな時
診察中にこんな質問をいただきました。
「赤ちゃんをどう育てればいいでしょうか?」
「何をしてあげればいいのでしょうか?」と。
そんな時、僕はこう答えました。
「お子さんが喜ぶことをしてあげてください」と。
「赤ちゃんが喜ぶこと」って?
抱っこしてもらう、おっぱいを飲む、お風呂に入る
いないいないばぁ、お父さんに面白い顔や声をしてもらう・・・
あげればきりがないですね。
できることって意外とたくさんありますよね。
また赤ちゃんが、泣いていると
何をしたらわからなくて、
オロオロしてしまうこともあるでしょう。
お忙しい時、
イライラしてしまうこともあるかもしれません。
それでも、いいんです。
赤ちゃんが喜ぶことを考えてください。
何をしなくても、できなくても
ただ喜ぶことを考え続けることが大事なのです。
喜ぶことを考え続けると
きっとお子さんが喜ぶこと
一緒に喜べることが見つかるはずですよ。
お子さんが喜んでくれたら、
お母さん、お父さんも一緒になって喜びましょう。
こどもが喜び、親が喜ぶことで
「喜びを分かち合う力」が育ちます。
これは育児の時の話しだけではなく
今、ウクライナの人、ロシアの人
世界の人が平和に暮らせるように
考え続けることが
いつか叶う日が来ると思うのです。
その日が来た時は
全世界の人と喜びを
分かち合える世界になってるでしょう。