真実の医療」カテゴリーアーカイブ

喜び合う力

世界が戦禍にどんどん巻き込まれています。
いったいどうやって収束するのか
混沌とした状態。
こんな時に自分は何ができるのか?
悩んでしまいます。

そんな時
診察中にこんな質問をいただきました。

「赤ちゃんをどう育てればいいでしょうか?」
「何をしてあげればいいのでしょうか?」と。
そんな時、僕はこう答えました。
「お子さんが喜ぶことをしてあげてください」と。

「赤ちゃんが喜ぶこと」って?
抱っこしてもらう、おっぱいを飲む、お風呂に入る
いないいないばぁ、お父さんに面白い顔や声をしてもらう・・・
あげればきりがないですね。
できることって意外とたくさんありますよね。

また赤ちゃんが、泣いていると
何をしたらわからなくて、
オロオロしてしまうこともあるでしょう。
お忙しい時、
イライラしてしまうこともあるかもしれません。
それでも、いいんです。

赤ちゃんが喜ぶことを考えてください。
何をしなくても、できなくても
ただ喜ぶことを考え続けることが大事なのです。
喜ぶことを考え続けると
きっとお子さんが喜ぶこと
一緒に喜べることが見つかるはずですよ。

お子さんが喜んでくれたら、
お母さん、お父さんも一緒になって喜びましょう。
こどもが喜び、親が喜ぶことで
「喜びを分かち合う力」が育ちます。

これは育児の時の話しだけではなく
今、ウクライナの人、ロシアの人
世界の人が平和に暮らせるように
考え続けることが
いつか叶う日が来ると思うのです。

その日が来た時は
全世界の人と喜びを
分かち合える世界になってるでしょう。

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ちょっと待って解熱剤を使うの

冬から春にかけて
熱がでることも多く
解熱剤を使おうかどうしようかと
悩まれる方も多いでしょう。

僕は
熱がでたら解熱剤を使って
熱をすぐ下げないといけないわけではない。
熱は決して
悪者ではないことをわかってもらおうと
日頃から患者さんにお話をしています。

このたび
コロナ感染症に関する本を上梓された
近藤誠先生の著書をよみました。
近藤先生と言えば
がん治療に対して
健診を受けるなとか、治療に対しても
今まではスタンダードになっていることに対して
ものいいをされる先生として有名です。

先生は正当な西洋医学を学ばれた
西洋医にも関わらず
あまりにも
歯に衣を着せぬものいいに
ちょっと売名行為かな?と思ってしまうことも
ありよくよく考えて意見に耳を傾けるべき先生だと
思っています。

ただ
今回コロナワクチンについて書かれた本で
解熱剤の使用に書かれたことに
賛同したので、ここに紹介しようと思います。

先生は
解熱剤の使用が逆効果になる
と書かれています。

熱が上がると
熱を下げないとと思う気持ちはよくわかるけど
解熱剤自体が逆効果になるというのです。

ウイルス感染では
体温が高いと
①ウイルスの活動が鈍る
②免疫システムの働きが盛んになる
このように、体温が高い方が
ウイルスの病気に対しては
有利に働いているのです。

ウイルスが体内に侵入すると
サイトカインを分泌し、
脳の「体温中枢」に働きかけ
体温を上がっているので津。

ですから
解熱剤を使って熱を下げると
ウイルスの活動が活発になって
病気が治るどころか、悪化することになる
という逆効果になるのです。

その通りですよ、先生。
みなさんも熱がでることに怯えないで下さい。
熱がでることに怯えて
熱が出ると解熱剤を習慣的に使ってしまうと
病気が長引いたり
治っ高遠もってもまたすぐ熱が出たり
することが増えているかもしれません。

熱が出るには
からだからの変化。
からだからのメッセージを
しっかり受け取って欲しいから
熱が出るかもと思うのです。

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仕事をするとは?

3月は卒業の季節
こどもたちが次のステップに
歩みはじめます。

新たな歩みは
こどもだけでなく
おとなも次のステップに進む方も
いらっしゃることでしょう。

社会に出て
様々な仕事に就きます。
どんな仕事につくかは
人それぞれで
日々の務めは思いのわずかかもしれませんが
その小さな務めをしっかり果たしていくことが
大事だと思うのです。

人間は
普段仕事をする上で
持てる力の10%も使っていないと
言われています。

この100%力を使って
仕事ができたら
どんなに満足な人生を過ごせることでしょう。

一生懸命に努めるだけでは
100%の力を出せない気がします。
力をだすためには
仕事に対する動機が大事なのだと思います。


ロシアとウクライナがとても心配な状況に
陥っています。
誰も戦争など望んでいない。
権力者の判断、政治家としての仕事、動機で
いまのような状況に陥ってる気がするのです。

仕事をすると
対価としてお金が払われますが
そのお金を稼ぐ目的が
利己的であってはいけないと思うのです。
家族のために
同胞のために
国のために・・・と考えると
神聖な気持ちになり
いい仕事ができるはずです。

そのためには
今の仕事を愛しましょう。
そして、今の仕事でいつまでも満足してはだめ。
更に向上、高みを目指しましょう。
その時に
決して利己的になっては
いけないことをこころに止めておきましょう。

誰もが、特に権力者が
自分の与えられた仕事を
仕事を愛し、
利己的に考えなければ
戦争にはならない・・・はずだと
平和を願うばかりです。

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運命の道を歩む

昨年生まれたこどもの数は
84万人であったと発表された。

毎年減っていますが
多くのこどもたちが
ひとりひとりの人生という
旅をはじめたと考えると
どこか感慨深いものがあります。

旅に出ると
機関車がレールの上を走るように
ひた走ることになります。

目の前に
レールという道があっても
それがどこにむかっているのか
行く手に何があるかもわからない
どこに続くかわからない
道を走り続ける旅が始まったのです。

自分の歩いてる道を
確かな道を歩く続けたいとおもっても
その道を歩く力がなければ
ゴールには達しません。
それは、あなたの今いる環境も
大きく影響しているでしょう。
その道を進むか、やめるか
運命の分岐点も度々目の前に顕れるでしょう。
その時
自分の生きている目的がわかっていれば
迷うことなく前進できることでしょう。

自分はなぜ生まれてきたのか?
これがわかっていれば
どんなに生きやすいことでしょう。
でも、わからないから
様々なことにチャレンジする勇気ももて
思わない経験をすることもできる。
そして
その体験で新たな才能や力が
開花するかもしれません。

でも
全てのことはあなたのこころが知っている。
迷ったら
今までの人生を振り返ってみて
困ったとき
順調なとき
あなたはどんな思いを感じ
どう選択したことでしょうか?

あなたが選択した行動の中に
あなたの運命が隠れていると思うのです。
あなたの気持ちを大事にして生きていくことが
きっと
あなたが望む世界に導いてくれるのだと思うのです。

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怖れずに生きていく

テレビをつけると
連日報道される
コロナ感染拡大のニュース
それに加えて
緊迫するウクライナ情報が
流れている。

そのニュースを聞いても
自分自身の力だけでは
防ぐことができないことを
聞くと
こころの中に
どんどん不安な気持ちが生まれてくる。

この不安な気持ちが
病気を生んでしまう?のではと
感じることがあります。

コロナになったのも
風邪をひいたのも
周りの○○が感染してたから
仕方ない。
この病気になったのも
両親が同じ病気で遺伝だから
仕方ないのだ。と
病気になったのも
病気が治らないのも
あきらめていませんか?

でも
周りにインフルエンザのような
強い感染症の人がいても
かからない人もいる。
癌家系だからといっても
癌にならない人もいらっしゃいます。

確かに
病気には遺伝病という
確実に遺伝する病気はあります。
でも
伝染する病気
遺伝する病気が
全てではないのです。

病気を生み出しているのは
自分自身の不安な気持ちかも知れません。

自分は癌家系でないからと
癌に対する不安がすくないので
癌を発症することが少ないのかもしれません。

今は
いろんな病気を経験するだけでなく
実際に経験しなくても
嫌でも病気の情報を耳にすることになり
病気に対して怖れていませんか?

病気を怖れるのはやめて
むしろ怖れそのものを怖れるべき
怖れそのものを怖れている自分に気づきましょう。

怖れをもたなければ
免疫力がアップして
病気もあなたに近づかなくなるからです

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お金の使い方

人の争いの原因は欲。
欲を満たすために人は争ってしまう。
欲には、名誉欲、所有欲などいろいろあるが
戦争が起こっているが
誰にでも争いの火種は持っている。
その火種を助長してしまう身近なものって
お金だと思う。

お金はいい面も悪い面もあり
使い方によっては災いの源にもなりうる。

でも
この世を生きていくためには
お金はなくては生きていけない。
それは
職業や身分にも関係なく
どんな聖人だって
お金なしでは生きていけない。

お金なしではいけないけど
お金がありさせすれば、しあわせ。
有り余るほどのお金をもっていれば
しあわせに過ごせて
人生の成功者といえるのか?

お金をもっていることは
決して悪いことではなく
お金自体をもつことを
畏れることもありません。
大切なのは
お金をどう使うかどうかなのです。

今もっているお金を持って
薬を買うか、毒を買うか
それはあなたの自由だし
お金自体もそのどちらを買うことが
あなたにしあわせをもたらすのかも
教えてくれません。

ただ愚かな使い方をすれば
結果はふしあわせ
正しい使い方をすれば
しあわせが舞い込んでくるはずです。

生きてために
食べ物などの対価を支払うために
お金を稼がないといけません。
それは偉いお坊さん、神主さん、神父さんでも
我々と同じ。

でも、
生きている力の全てを
お金儲けに使ってはもったいない。
実際に金儲けに
生きているエネルギーを費やしている人が
多い気がします。

お金を稼いで
成功しているように見えても
しあわせを手に入れる前に
亡くなってしまう方もいらっしゃいます。

真のしあわせが見つからなければ
人生の目的が無駄になってしまうかもしれません。

財を失っても
またやり直せるけど
からだやしあわせ、安らぎは
一度失うと、中々取り戻せません。

お金を稼ぐことは悪いことではないけど
真の目的を忘れないように
しなくてはいけません。

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偽の記憶~フォールス・メモリー~

コロナ感染の動向が心配な中
ロシアによる
ウクライナ侵攻の報道がなされ
次々に僕たちだけでなく
全世界が不安の波が押し寄せています。

世界がどんな状況にあるかを
僕たちが知る手段としては
テレビや新聞、そしてインターネットで
報道される情報を
間接的に知るだけで
真実はどこにあるか確認する術は
僕たちにはありません。

そんな時
ノーベル賞を受賞された
利根川進先生の提唱された
「偽の記憶(フォールスメモリー)」を
思い出しました。

これは
被験者にうその写真を
何日にもかけてくり返し見せながら
それが過去にあったこととして
繰り返し話をしていくうちに
被験者もそれが実際にあったことと思い込み
偽りの記憶(フォールスメモリー)が
現実のできごととなることがあるのです。

このことは
我々の脳には
実際の行動よりもフォールスメモリーによって
規定されることがあると言うことを
覚えていないといけない。

情報が氾濫する世の中だからこそ
自分の目で手で確認することが
重要になるのだと思います。

今人々の平和を脅かしている
ウクライナ侵攻や
コロナ感染に対しても

人人が平和な道を歩むことを
惑わさないように一日も早く終息することを
願うばかりです。

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全てのことは見えていない

コロナのパンデミックになって
様々な行動は制限された。
日常生活の面でも
仕事の面でも
現在と以前とはかなり違う。

仕事の面では
学会に行く機会がかなり減ったというか
ほとんどなくなった。

でも
最新の知見を勉強しないと
医学の発展に取り残され
患者さんにとっても
いい治療をできなくなってしまう。

そう思うのは
僕だけでなく、
みんながそう思っているはず。

だから
最近では会場に行かなくても
勉強ができる
ハイブリッド勉強会が開催されるようになり
このコロナの時代でも
勉強を続けられている。

先日は
睡眠の分野における大家
神山明先生の講演を拝聴した。

最近は
こどもたちだけではなく
赤ちゃんの睡眠不足が問題しされている。
朝早く起きて
目が覚めたら朝日を浴びたらいい
夜更かしすると学力低下につながる
・・・なんて
言葉だけ読むと
ちょっとショッキングに聞こえるが
これは大変、
そこを是正しないといけないと思うが
神山先生は、その行動に注意を促された。
睡眠とは
とても個人差があるものだと。
夜型の人は
夜目が覚めるように体がなっている。
個人差があることを
知らないといけないと・・・

そして
睡眠は人間だけでなく
生物にとって当たり前かつ自然な行動。
からだはもっとも身近な自然であると。

からだはもっとも身近な自然であるから
①人は寝て食べて出して
初めて脳と体の働きが充実する昼行性の動物である
②寝不足は万病のもと
③最も身近な自然であるあなた自身のからだの声に
耳を傾け日々を過ごすことが大事
④からだを頭でコントロールすることは無理
⑤自分のからだを大事にして下さい
⑥最も身近な自然であるからだに、
畏れと謙虚さを持ちかつ奢りを捨てて
相対して下さい

最後の先生のまとめを聞いて
こころの中に何かが溶け込んできた。

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幽顕の世界の境はどこ?

この世は全て
目に見える顕在の世界と
目に見えない核得れている幽の世界がある
といわれている。

もちろん
今生きているこの世界は顕の世界。
あの世、魂の世界は
幽の世界といわれている。
赤ちゃんが母親の子宮にいて
生まれてくるまでの世界は
幽の世界と言われている。

我々は
幽の世界でこの世に生まれてくる準備をして
この世にいきられる力を蓄えて
生まれてくる。

よって
生まれた瞬間に
幽の世界から顕の世界にいきていけるように
なってるのかというと
そうではないようです。

その境は
赤ちゃんの発達を観るとわかるます。

赤ちゃんは生まれた後
3か月になると
首がすわります。
心音セラピーをされている三門大慈先生によると
寝返りが打つまでは
泣いているときに
妊娠中の心音を聞かせると
落ち着き発育もいいようです。
しかし
8か月いこう寝返りができる頃になる頃
妊娠中の心音を聞かせても
落ち着かず、かえっておかしくなる。
しかし母親の心音を聞かせると
落ち着くというのです。

ここに幽玄の世界の境のヒントがあると
思うのです。
寝返りを打つまでは
お腹の中にいるときの気が優位
つまり食べるものも母乳のみで
東洋医学的にいう
先天の気で生きている。
だから、妊娠中の面影つまり
魂のまま生きてきた状態。
それが
寝返りする頃になると
先天の気のエネルギーから
この世に生きていくため
食事を自分でとるようになり
外界の刺激を感じるようになり
後天の気が優位になるのだと思う。

そこまでは
誰もが魂の世界のことを覚えているのかもしれない。
この世に生まれてきた目的も、意図も
だんだん記憶からなくなってしまい
その思いは潜在意識の中に
閉じ込めて生きていくようになるのだろう。

寝返りする
8か月が幽玄の世界の境なのです。

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人間だけが持つ創造力の使い方

人間には他の動物にない
能力がある。
それは創造力。
人類は、脳を発達させながら
先のことを予想する能力を
発達させて
未知の将来を想像し、それに向かって
行動することで
人類は発展してきた。

他の動物は
過去のこと、経験したことを覚えていて
その体験を今を生きるために
役立たせている。

しかし人間は
過去よりも未来にこだわり
未来にこだわり
未来のことを求めて
今を大事に生きることを
忘れてしまっている気がする。

未来のために
頑張っている人も多いだろう。
でも
僕たちが生きているのは
未来ではなくて
今という時間にしか存在しない。

我々は
どんなに死にたいと思っても
心臓は動いている。
胃腸は働き、お腹もすく。
どんなにつらくて苦しいときでも
眠たくなるし
朝には目が覚める。

どんな未来を予想しても
今を生きるようになっているのが
僕たちの運命。

僕たちのからだは
今をしっかり生きるようにできている。
どんな時であっても
みんな頑張って生きている。

そんな今の自分を
どんな状況であっても
頑張って
支えてくれている
からだの感謝していることを
忘れてはいけない。

その頑張りは目に見えないけど
人間の持つ創造力を働かせて
感じることが大事なんだと思うのです。

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