「クリニック」カテゴリーアーカイブ
海峡こども広場
こどもたちの楽しそうに走り回る姿が・・・・
中に入るの楽しみ。ワクワクッ
水深10mの深い海。
水深10mって3階建てのビルぐらいある
こんなに深い海であそぶこどもたち。
・・・・・でも、これ以上の津波がきた・・・・
こんなロープで作った魚も泳いでる。
走りまわってるうちに、
こどもたちもいっぱい汗をかいて
・・・・こどもたちが水を得た魚状態。
窓からは
関門海峡、関門橋が見渡せる。
晴れてたら・・・きっと絶景
外はあいにくの雨だったけど
海峡ドラマシップで
あっという間の楽しい時間を過ごせて
こどもはたちは大満足。
みんなの願い
待合室の七夕飾り。こどもたちの願いはもちろん
お父さん、お母さんの願いが短冊にいっぱい。
プリキュアになりたい
ウルトラマンになりたい
〇〇ちゃんが元気でありますように
△△ちゃんが元気に生まれてきますように
みんなが、元気で過ごせますように
・・・・・・・・・
ひとりひとりの思いがこもった短冊。
みんなの願いが叶いますように
そして、みんな幸せになれますように。
親の目線、こどもの目線
お昼は健診のため
保育園、小学校、中学校を訪問させてもらってる。
昨日も市内の中学校へ。
診察する前に
生徒さんの問診をチェック。
よく風邪をひく、頭痛をよく訴える、よく吐く、皮膚が弱い
・・・・などの訴えが多い。
診察する前に、確認。
「最後に風邪をひいたのはいつ?」「小学校6年ぐらいかな?」
「最近吐いたのはいつ?」「・・・・(首を傾げる)」
「よく頭が痛くなるの?」「寝不足だと頭が痛くなるんです。」
・・・・・なんだか質問と答えがかみ合わない。
そして、診察に。・・・・・問題なし。
診察しながら・・・・
ふと・・・・
このくいちがいって・・・親の目線とこどもの目線との違い?
親のこどもに対する気持ち、心配は
・・・・いくつになっても続くもの。
こどもは親の気持ちになかなか気づかないもの。
診察しているときに
ご両親の気持ちを汲んで、
時にはこども達にご両親の気持ちを伝えていくことも
・・・・ファミリークリニックとしての大切な役割・・・・
親子で脳力アップする方法
脳トレで有名な東北大学の川島隆太教授が
ホットケーキを親子で一緒に作っているときの
脳活動を調べて話題に。
牛乳を測る・・・卵を割る・・・
泡だて器で生地を混ぜる・・・
フライ返しでひっくり返す・・・・ホットケーキ完成。
ひとりでは難しいホットーケーキ作り
親子で一緒にすると達成感もある。
実はその時前頭前野が活性化しているらしい。
前頭前野は人間らしさを生み出す部位
相手の気持ちを理解するなど、
高度なコミュニケーションと関係している。
確かに
一緒に料理をする時は、
相手の動きを見て真似する能力
視線の方向を的確に知る能力も必要。
高度なコミュニケーション能力が必要とされる。
料理ができた時には
うまくできたこと、ほめられたこと・・・・
脳の活性化がどんどんアップするらしい。
最近我が家でも、
母娘で台所に立っている姿を見かける。
その時、こどもはどんどん脳力アップしている。
そして
それを見てる自分は、
ニコニコ、ほのぼの気分。
・・・きっと、その時、アルファー波が出てる!!(未発表)
不活化ポリオワクチン
今春のポリオ接種が無事終了。
現行のポリオワクチンは飲むワクチンだから
痛くなく、甘いのでこどもに喜ばれる予防接種。
でも、
服用すると本人または家族を含め周囲の人に
ポリオウイルスを感染することがある(ワクチン関連麻痺性ポリオ)
実はちょっと問題のワクチンだった。
そのため
海外では不活化ポリオワクチンが使われて
日本でも早く導入されることが待ち望まれてた。
そして、やっと
厚生省が2012年度の不活化ワクチン導入を決めた。
と、発表された。
三種混合と合わせた4種混合ワクチンと
ポリオ不活化単独ワクチン が承認されるみたい。
ワクチン後進国の日本
だいぶん、世界との距離が縮まる。
マドンナ・ヴェルデ
「お母さん、わたしのこどもを産んでくれますか?」
衝撃な一言で始まるこのドラマ。
大河ドラマ以外に最近はドラマ見ていないけど
たまたまテレビをつけたら・・・そのまま毎週釘づけ。
ついに今週最終回を終えた。
子宮を失った娘が母親に
出産をお願いする代理母という、難しいテーマ。
固いドラマ、重苦しいドラマ・・・と思いきや
松坂慶子さんはじめ、キャストの方の身に迫る演技に
毎週ハラハラ、ドキドキ・・・・まるでミステリー。
毎週いろいろなことはあったけど
最終回、無事こどもが生まれ
母親と娘は、二人純粋に新しい命を喜び
「母親の資格は産むことではなく、育てること」
「何もかも失っても生きている資格はこの子を育てること」
と明日をそして未来を見つめる母娘。
医学ミステリーが最後はヒューマンドラマ。
とてもいいドラマを見せてもらった
地域の中に
ずっと、考えていること。
今、ここで働いているのも
今、ここで暮らしているのも
すべて、この地域にいさせてもらってるから。
地域に恩返しをできることには
是非参加したい。
そんな思いをもってると
4月になってすぐ、こどもの学校から
PTAの役員のお話をいただいた。
自分でできるなら、是非ともやらせてください。
・・・・と返事したのはいいけど
・・・・引き受けたのはいいけど・・・・
引っ越したばかりで縁もゆかりのない
自分でできるのだろうか?
自分でいいのだろうか?
と、不安な気持ちをもちつつ・・・・
初めて会合に参加。
みなさん親切に
仕事のこと、学校のこと、地域のこと・・・・
教えてくれる。
そしていつの間にか・・・
みなさんの輪の中に入れていただきました。
その瞬間とても、有難く感じました。
地域に恩返しできるように頑張らないと・・・・
よろしくお願いします。
冠動脈疾患と糖尿病
第6回呼吸と心臓を勉強する会に出席。
今回のテーマは
近畿大学医学部循環器内科学 宮崎俊一教授による
「冠動脈疾患における糖尿病の重要性
-軽症糖尿病に対する治療戦略ー」 の講演。
糖尿病は全身の血管に悪影響を及ぼす怖い病気。
ほっておくと必ず網膜症、腎不全になる。
糖尿病の治療は
網膜症、腎不全を起こさないようにする効果はある。
でも、
脳血管、冠動脈など大きな血管に対して効果があるかは
現在でも賛否両論あるところ。
脳梗塞、心筋梗塞が糖尿病の薬を飲んでおけば防げるか?
が今日のテーマ。
現在の最新の知見を
多くのデーターを示されながら講演された。
結論は
食後に高血糖状態であるのが冠動脈疾患にとって悪い。
運動療法、食事療法による血糖コントロールが
脳梗塞、心筋梗塞の予防に効果はある。
メタボリックシンドロームの基本はやっぱり運動に、食事。
頭にしっかり入れて
帰りはタクシーを使わず歩いて帰ったけど
風呂上り、ビールとおつまみを・・・・・
成長
今日で開院して3か月。
有難いことに、新しい出会いをいっぱいいただき
毎日、感謝の気持ちで過ごしています。
新しい出会いは
自分自身にいろいろなことをいっぱい教えてくれます。
足りない部分をいっぱい気づかせてくれます。
そして、足りない部分を補うために
いっぱい勉強しなくてはいけないことがでてきます。
勉強することが楽しくてたまりません。
勉強することで
昨日の自分よりも、たくましくなってる自分を感じます。
そして、また新しい出会いがありそうで・・・・
これって、これまで意識したことはなかったけど
”成長する”てことなのでしょうか?
まだ成長してるんだぁ。
成長することができるんだぁ。
いつまでも人間って成長することができるじゃないかなぁ?
高校生の時に戻った気分。
死ぬまで勉強、イヤッ・・・・青春・・・・でありたい。
初めての会話
診察の時
「ハーーーイ」と返事をしてくれて入ってきたRちゃん。
Rちゃんのはっきりした返事。
Rちゃんの自らの意志で発した返事。
その一言がうれしくてたまらなかった。
Rちゃんは
赤ちゃんの時からずっと見てて
今は特別支援学校の二年生。
発達はゆっくりだけど
最近、会うたびに変わってきた。
目の輝きが、表情が、反応が・・・
うなずいたり・・・・時には何か言おうとしたり・・・・
Rちゃんに会うのがいつのまにか楽しみになってた。
そして今日
ついに、Rちゃんの言葉で話してくれた。
「学校たのしい?」 「楽しいよ」
「給食おいしかった?」 「いっぱい食べた」
と雄弁とまではいかないけど
にこやかに、お腹をさしたり・・・自分の気持ちを教えてくれた。
言葉はストレートに気持ちを伝えてくれる。
Rちゃんの今の気持ちが言葉を通して伝わってくる。
そして
Rちゃんもまた通じたことを喜んでるよう。
隣にいたRちゃんのお母さんの喜びも伝わってきた。
こんなに会話・・・て楽しいものなんだな。
しばらく、診療するのを忘れそうになるぐらい
Rちゃんとの会話した時間を噛みしめてた