「クリニック」カテゴリーアーカイブ
大雨
朝からずっと雨。それも大雨。
仕事の合間に聞こえてくる激しい雨音。
激しい雨が続くと
どうしても思い出してしまうのが
3年前の水害。
車道、家の中を我が物顔で流れてた濁流。
雨が止んだ後の家、道の状況。
そして、みんなで流した汗。
雨は降ってもらわないと困るけど
でも大雨だと、
早く、止んで欲しいと誰もが心から思う。
そんな雨と蒸し暑さの中
びしょ濡れになったこども達が訪れる。
雨に濡れたの?走り回って汗かいたの?
息を切らしながら、ニコニコ・・・診察室に入ってくる。
雨の日を楽しんでる、こども達の笑顔に接してると
一抹の不安も吹き飛んでしまう。
夜中、
こんな時間に鳴らないはずの
近所の小学校のチャイムが聞こえてきた。
・・・・何か、変?
ますます早く雨が止んで欲しくなった。
新しい睡眠薬
防府医師会主催の講演会に出席。
今回のテーマは
「睡眠薬と不眠~睡眠薬の理想的な使い方~」
久留米大学医学部神経精神医学講座教授 内村直尚先生。
高血圧、糖尿病、脂質異常などのメタボリック症候群の発症にも
睡眠は重要で、7,8時間睡眠をとることが重要だとか。
そして
昨年新しく発売された睡眠薬の話になった。
この睡眠薬は睡眠を調節するメラトニン受容体作動薬。
体内時計に働いて、本来の体のリズムに合わせて寝つきを改善しようとする薬。
今までの睡眠薬とちがい
ふらつき、記憶障害などの副作用や依存性が少ないのが特徴。
だから
①はじめて睡眠薬を使う方
②仕事などで不規則な生活を強いられる方。
③中学生、高校生、特に受験生など
規則正しい生活が送れないていない方
④寝床に入ってもすぐに眠れない方
⑤睡眠薬を飲むことに抵抗のある方
⑥お年寄りで眠れない方
にとっては、まず試される価値の大きいお薬だと思います。
眠れないのは・・・・とても苦痛です
こどもからおとなまでお役に立てるお薬だと思います。
それにしても、最近朝、起きるのがつらいなぁ~
眠れないのではなくて・・・これは、単なる夜更かし。
早く寝るのも、睡眠障害の対策の一つ。
わかってはいるけど・・・・・
自助から共助へ
防災の危機管理の見直しを迫られる中
ぼうぼうネット事務局長さんのお話を聞く機会があった。
いつ起こるかわからない災害に対して
①これまでの”備えあれば憂えなし”的な発想ではなく
”安きにありて危うきを思う”的な発想で行う
②防災から、まず地域に予想される災害を知り
それに対する防ぐ方法を考える災防という考え方
③災害が起こったとき、まずは自分の命を守り
そして、周りに声かけて共に助け合うことが重要
行政にお任せしてしまってたこれまでの防災。
これからは
自分の身は自分で守り
そして、自分達の地域は自分達で守る。
自分たちの地域のことをよく知り
地域のつながりを見直す必要があるのかもしれない。
そんな折
福島原発から20㎞以内が
立ち入り禁止の「警戒区域」になった。
住民が短時間の立ち入りを許され
必要最小限の家財道具を運び出していた。
でも、介護などの理由で留まる人もいるとか。
防府市でも
避難時には、家を離れられない
独居老人がたくさんいるとか・・・・
独居老人を孤独にしない
日頃からの声かけ、地域作りが必要。
自らを助けそして共に助ける。
そんな社会つくりが必要なんだなぁ・・・きっと。
雪の女王
お昼スタッフと気管支喘息の勉強した後
お弁当をもって
花見に出かけた。
近くにこんな
桜のトンネルがあるのは知らなかった。
ちょっとした赤毛のアンの「雪の女王」状態。
のどかな日差しに囲まれ、
みんなで食べたお弁当おいしかった。
そして、みんなと色々な話をして
笑って、食べて、また笑って・・・・
とても楽しい時間を過ごすことができた。
明日からもまたみんなといい医療を届けられそう。
最後にみんなの素敵な笑顔をちょっとだけ・・・
桜にも負けてない!?
ダイアナプロポーションコンテスト
ひょんなきっかけから
ダイアナプロポーションコンテストの審査員を頼まれた。
一発返事で引き受けたのはいいけど
・・・後で下着コンテスト・・・・らしい
・・・どうしよう・・・できるかな・・・でも、楽しいかも・・・
色々な気持ちが交錯しながら、会場入り。
審査員のメンバーは
女優の藤田三保子さん
トロアメゾン社長の水上さんの3人。
お二人の堂々とした審査員ぶり、楽しくためになる話しに
すっかり、雰囲気になじんで
いつの間にか・・・・
下着審査だけでなく
変身ショー、下着ショー、水着ショー・・・
すべてを楽しんでいる自分がいた。
優勝、は60代の女性。
お孫さんに
「ばあばあのおなかの中には赤ちゃんがいるの?」
の一言がきっかけで・・・
体重を落とし、みごとなプロポーションに。
会場拍手喝采だった。
女性の美しくなることの先に未来が見えた気がした。
そして、どんな時代になっても
女性が光輝いてることが
われわれ男性にとっても明るい希望だという
ことを感じずにはおられなかった
未来
春から社会人の高校生がMRワクチン接種で受診。
注射準備の合間に、ちょっと雑談。
「近所に住んでたから
ここに何ができるかな?と楽しみにしてたんです」
「何ができたら、うれしかった?」
「ショッピングモールかな?」
「病院だったから、ちょっとがっかりしちゃったかな?」
「この春就職で宇部に行くけど
こどもが生まれたら、ここに来ます」
答える目の輝きに
明るく、しっかり未来を見据えてる若者の力を感じた。
そして、
今、こうして働いてることが
未来に確実に続いてることを確信。
その瞬間
今までより、もっといい笑顔でいるような気がした。
インフルエンザ大流行
夜、市内の小児科の先生が集まる会合に出席。
話題はやはりインフルエンザの流行について。
これだけB型が流行ったのは・・・誰も記憶にないとのこと。
そして、罹患者は昨年より多く
昨年の新型インフルエンザの流行を上回る
流行であったとのこと。
インフルエンザの流行時期は遅かったけど
結局大流行した・・・・というのがみんなの一致した印象。
まだまだインフルエンザは流行中
明日は終業式だから
春休みになると
終息に向かうだろう・・・・向かって欲しい・・・・
地震
自然災害・・・とは言え
あまりにも悲惨な状況。
地震、津波・・・
自然の脅威を見せ付けられた状況。
被災された皆様の想像を絶する
恐怖、不安、悲しみ・・・
何と言葉をかければいいのか・・・
3年前の防府の大水害のとき
何かしないといけないと
居ても立ってもおれなくて
医療ボランティアに参加した。
今・・・自分は何ができるだろうか?
今、総理大臣が言ってたように
節電する。そして・・・何ができる?
早く全てが落ち着き
いち早く復旧するのを祈るしか今は思いつかない。