今日の言葉」カテゴリーアーカイブ

神話の役割

世界の多くの国には
物語のような神話が多く存在する。

日本にも
古事記という、国造りの神話がある。
ここから多くの神様の存在がある。
その成立は7世紀と神話としては
最近の様な気もするし
その時の日本の状況を考えると
成立の裏には
その時の権力者の思惑もある気もするけど
現代の日本人にとっての
心のふるさと、原点になっているのは
間違いない。

アメリカの著明な神話学者ジョーゼフ・キャンベルは
神話には次のような役割があるといっています。
①神話は宇宙の成り立ちを説明し
自分が何者であるかを教えている
②神話は、神秘的な物の前で
謙虚になり畏怖の念を抱くことを教えている。
③神話は社会秩序を支え、
どんな状況の中でも人間らしく生きるためには
どうすべきかを教えている。

その上で、彼は
「自然の知恵と元どおり和解することを
学ばなくてはなりませんし、
動物と、そして水や海とともに兄弟であることを
もう一度自覚すべきです」と
語っています。

古事記も、その成立の経緯に
いろいろな思惑があるだろうけど
神が主人公になった時点で
神が語る言葉が真実になるのかもしれない。

そう言えば・・・誰かが
神話を持たない国は滅びると
いった言葉を思い出します。

神話、古事記を大事にしないといけない
本だと思います。

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「つまらないものですが」の本当の意味

日頃お世話になっている方に
日頃の感謝の気持ちを伝えるために
この時期お歳暮を贈ります。

贈り物を渡す時に
「つまらないものですが」と
言ってしまう日本人。
でも
「つまらないものだと言ってを渡すのは
失礼だと
言われる方がいらっしゃいます。

本当に
言わない方がいいのでしょうか?

実は
「つまらないものですが」というのは
日本人らしい奥ゆかしさから
出てくる言葉だと言うことを
最近知りました。

「つまらないものですが」の前には
言葉にはしていないけれど
あなたからしていただいたこと
あなたからいただいた恩に比べれば
つまらないものなんです。
・・・・と言う言葉が隠されているのです。

どんなに高価なものでも
どんなに貴重なものを贈ったとしても
人の恩に勝るものはない。

だから
品物を渡す時に
つまらないものと言ってしまう日本人

実は
「つまらないものですが」は
すばらしい日本人のこころを
感じさせてくれる
大切な言葉だったんですね。

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眼を高くつけろ

この言葉は
目標を持つなら、高い方がいい
という言葉です。

すぐ手に届く目標でなく
がんばらないと手が届かないぐらいの
目標を設定しないと
継続して努力もしないことでしょう。

夢をもって、努力を続ける裏には
一方で現実もあります。
夢ばかり追っても
現実をないがしろにしていては
目標どころか、生きていることも
困難になってしまいます。

目標を見据えながらも
毎日、毎日を
丁寧に生きていくことを
この言葉は
教えてくれているのだと思います。

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成人になるということ

成人になるといえば
現在の日本憲法でいえば
18歳以上で成人に与えられる権利があり
20歳以上になると
正真正銘の成人になると
考えられています。

確かに
医者としてこどもたちの成長を見ていると
生物学的に成長して完成することを
成人というのだと思います。
でも
からだが成長したから成人になったと
なかなか言えないものです。

からだの成長にあわせて
精神がまだ未熟であるために
本人が苦しんでいるというケースは
よく見受けられます。
そして、からだ、精神だけでなく
こころの成長することも
人間には必要だと思っています。

こころが完成するのはいつだと思いますが
目に見えない部分だから
確認するのは難しいけれど
仏教の言葉に
成仏するという言葉がありますが
この言葉
実は、死んで仏様になることではなく
それぞれが生まれながらに備わっている
その人の生まれ持った機能が
完成されることだというのです。

完成したかどうかわかるのは
死ぬその瞬間だというのです。

そう考えると
生きている限り、こころ磨きをして
人間完成をめざして行くのです。

この言葉を聞いて
いくつになっても
生きる目標ができる気がします。

今日も元気にいきましょう。

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日に新たに、日々新たに

人生は山あり谷ありと
人生という道は、平坦でなく
様々なことが起こるでしょう。

でも、人生は
一日、一日の積み重ねですが
その一日を
変化がないなぁと刺激が少ないなぁと
退屈だなぁと感じている人も
多いのではないでしょうか?

刺激があったら
退屈しないのになぁと考えがちですが
退屈に思えるのは
実は刺激がないからではなく
自分の五感を充分に働かせていないことが
実は原因なんです。

僕たちは
毎日、毎日、新たな日を迎えています。
昨日と今日は同じ日ではないし
今日と明日も同じ日ではないのです。

日々新しい日になっていることを
感じないのは
あなたの五感が鈍っているからなのです。

昨日と違う風を肌で感じたり
昨日感じなかった陽の温かさを感じたり
五感を研ぎ澄ませたら
今まで気づかなかった変化が感じられるでしょう。

日に新たに、日々新たにして、また日に新たなり
なのです。

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君子財を愛す

人が生きていくうえで
なくてはならないのがお金です。

食べていくことだけではなく
欲しい物を手に入れることも
裕福な生活をすることも
やりたいことをするにも
何かとお金が必要になります。

ですから
お金はあればあるだけ
安心できるものなのかもしれません。

でも
その裏で
お金には裏の顔が合って
お金欲しさの欲にとりつかれると
大きな人生の落とし穴に落ちてしまうことも有り
日本人は
何となく、お金にこだわるのは・・・
どうか?という考えもあります。

「君子財を愛す」という故事があります。
これは
徳の高い立派な人は
財産を愛するのだ
という意味です。

そうか
君子だって人間なんだと
ちょっとホッとする言葉ですが
実は、この言葉には
続きがあるのです。

「これを取るには道あり」と。
要するに、お金を得るには
おのずから道というものがあるという意味です。

つまり
道理を外れた方法で
お金を手に入れてはいけないということ。

その通りです。
世の中を見渡すと
闇バイト、トクリュウなど
道理の外れた方法でお金を手にしようという
人々のなんと多いことか・・・

犯罪に巻き込もうとする人に
狙われないように
お金を手にするには
道理があるということを
心得ときましょう。

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If I must die

イスラエルとの戦争が続いているガザ地区の
学者の詩が世界中の人々に
勇気を与えているようです。

戦争中のガザ地区に逃げ出すこともできず
武器も何も持たずに
ペンで戦うことを決意した
思いのこもった詩・言葉で
戦っています。

その詩を紹介します。

思いのこもった言葉に
あなたは何を感じますか?

If I must die,
you must live
to tell my story
to sell my things
to buy a piece of cloth
and some syrings,
(make it white with a long tail)
so that a child,somewhere in Gaza
while looking heaven in the eye
awaiting his dad wholeft in a blaze
and bid no one farewell
not even to his flesh
not even to himself
sees the kite,my kite you made,
flying up above
and things for a moment an angel is here
bringing back love
If I musut die
Let it bring hope
let it be a tale

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国の文明度を測る基準は?

国が発展してるかどうかは
どれほど高いビルがあるか
どれだけ速い車があるか
どれだけ強力な武器があるか
どれだけ
人々を驚かせるような
技術を持っている
ということではない。

これらは
人のこころの虚栄心を
どんどん育ててしまうことにもなる。
そのこころが
人々の競争心を駆り立てる。
その先にあるのは・・・・
本当の平和な世界の実現になればいいのだけれど。

どんなに文明、技術が発達しても
忘れてはいけないのは
弱者の役に立ってもらいたいという気持ち。
そのこころを忘れなければ
文明は平和な世界を実現してくれるのでしょう。

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自分に合う仕事とは

近頃生活や考え方は
日本独自の考え方は見直され
グローバル化が進んでいる気がする。

その考え方の変化は
今の世の中の世相を見れば
その変化を肌身で感じる。

例えば、労働・仕事についても。
近頃は一度仕事に就いても
その職を全うする人は少なくなっていると
耳にすることが増えた。
年功序列、終身雇用というような
日本型の雇用システムは
すっかり壊れてしまった感がある。

力ある人、能力がある人にも
大きなチャンスを掴む可能性が増えたのは
確かにある。

ただ、一度就いたすぐ職を変える人も
多くなったという話も耳にします。
離職する理由はあ、様々でしょうが
その仕事が自分に向いていないから
自分にもっとあった仕事を探すためという
理由が多いからと聞いたこともあります。

でも
自分にピッタリ合う仕事って
どんな仕事なのでしょうか?

自分の能力を最大限いかせる
仕事に就くことができれば
確かにしあわせなことでしょう。
でも
自分の秘められた能力って
意外に自分でもわからないもの。

だから仕事に就くということは
まずはその仕事という形に
自分の形を合わせることだと思うのです。
仕事という器に合わせて、自分を変えていくこと
それが仕事をするということ。
器に合わせることで、
真摯に目の前にことと向き合うことで
苦労したり、喜びを感じることもあるでしょう。
その環状を乗り越えられるのは
それがあなたにとって天職だからなのかもしれません。

あなたが目の前に仕事に対して
一生懸命努力をかさねていけば
そこが黄金色に輝いてくると思うのです。

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夫婦喧嘩は犬も食わないというけど

結婚してから一度も喧嘩をしたこと
たまにする、しょっちゅうするなど
喧嘩の頻度は様々でしょうが
一度も喧嘩をしたことがないという
夫婦はいないでしょう。

もとは他人だった二人がひとつ屋根の下に
暮らすのだから
意見の食い違い、諍い、もめ事があって当然で
ずっと平穏な日々が続くことの方が
むしろ不自然なことです。

夫婦喧嘩は犬も食わないという言葉があるように
喧嘩って冷静になると
取るに足りないことが原因なことが
意外に多いことでしょう。

些細なことが原因であっても
すぐどちらかが謝ってしまえばなかなおりできるのに
時間が経てば経つほど
謝りにくくなるのも事実。
喧嘩が長引けば長引くほど
泥沼化してしまうのも夫婦けんか。

だから
喧嘩をしたら、なるべく早く仲直りするのが大事
仲直りのコツは「挨拶」です。

喧嘩した日の朝起きて、顔を合わせたら
「おはよう」とひと声かけましょう。
この状況での挨拶の威力は絶大です。

もし、その場で
相手から挨拶が帰ってこなかったとしても
その表情をみれば
相手の表情筋が緩んでるのが
わかるでしょう。

挨拶は
人とこころを通わせるきっかけになります。
喧嘩を終息させる方法としても
有効なのです。

下手な言い訳をするより
ずっといい仲直りの方法です。

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