子育て」カテゴリーアーカイブ

こどものこころを蝕むもの

僕は戦争は実際の経験はしてないし
戦争を経験した親世代から
幼い頃から
戦争はいけないことだし
身近なことに冠しても
争いごとはいけないことだと
教えられて大きくなった。

こどもの時に
教わったとおりのことを実行していれば
おとなの世界は世界平和に向かってるはず。
けれど、実際は・・・・
世界のあちこちで今も銃声が轟いています。
こどもの世界でも
銃社会であるアメリカでは
学校で発砲事件が度々起こっていることを
耳にします。

銃をもつことは禁止されている
日本は、一見平和のように思いますが
争いごとは絶えず
理由があっての争いごとばかりでなく
無差別事件や
罪のない動植物に暴力をふるうケースも
増えています。

こうなってしまったのは
昔は
テレビで放映される番組が
こどもに影響すると考えられます。
サスペンスドラマのように
悲惨な現場を再現する番組があふれ
こどもたちの視聴に配慮しなければ
ならないと思います。

そして、時代はすすみ
こどもの遊び方も変化し
近頃のこどもはゲームに夢中です。
全てではないですが
対戦ものでは、簡単に人をやっつけて
高得点を得るというゲームに
夢中になっているのに
心配になります。

最初は高得点を挙げることに
快感を覚えてたものが
どんどんエスカレートして
人をやっつけることに快感を覚え
バーチャルでは物足りず
実際の行動を簡単に起こすことが
増えている気がします。

こどもの時期は
争いごともなく、全てが守られた時期に
やさしいこころ、夢見るこころ、
可愛い、愛しいと思うこころを育む
大切な時期です。

その大切な時期に
暴力が染みついたこころが満足するために
次に、何を求めていくのか・・・
心配するのは僕だけでしょうか?

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“はい”と言う返事

人から呼ばれたら
”はい”と声に出して
返事をしていますか?
それも
間髪を入れないで返事を
していますか?

何か頼まれたとき
声に出さないで
無言で、目だけ向けたり
面倒くさそうに
口だけモゴモゴさせていないですか?

小さいころから
きっと返事はちゃんとしなさいと
言われていたと思います。

どうして、すぐ返事を
することが大事なのでしょう?

返事やあいさつて
人と接し、ふれあうとき
心の扉をノックするようなもの。
それをおろそかにしては
相手は決して心の扉を開いてくれない。
そして
最初の返事が心に響かなければ
その後
その人と
人間関係を結ぶことは難しくなります。

だから
返事をする
間髪入れずに返事をする
ってことはとても大事。

そして
何気なくいつも呼ばれてるかもしれないけど
実は
名前を呼んだその声は
あなたを呼ぶ最後の声かもしれないって
ことがあるかもしれません。

その後
名前を呼んでもらえることが
無くなるかもしれない。
だから
いつでも、どこでも
誠心誠意呼ばれたら
返事で応えないといけないと思います。

何事にも
”はい”と返事をすることは
その瞬間瞬間に心を尽くすこと
今この瞬間にに集中することに
なります。

”はい”と答えた瞬間
その気持ちを後に残さず
次へ次へと進めるきっかけになってくれるはずです。
呼ばれたら
間髪入れず”はい”と返事をしましょう

返事は
相手との関係を
滑らかにしてくれる
きっと潤滑油のような存在に
なってくれるはずです

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断られ上手になる

最近、まわりの方に
いろいろお願いをしないと
いけないことはあります。

お願いを受けてもらったら
とってもうれしいけど
もちろん
断られることもある。

期待持たされて
結局断られたことも
何度も。

断れたことで
学んだことがあります。

断ったといっても
相手は必ずしも
自分のことを
嫌ってるわけじゃないんだと
思います。

断られたからと言って
感情的にならず
相手の事を
受け入れてあげることが
大事だと思います。

頼み事でも
お誘いごとでも
自分の思い通りにならないのは
当たり前のこと

頼んだ方にも
いろんな事情があるのだから。

断る方も
きっと、悩んで
こちらのことを気をつかって
断ったんだと思うようになりました。

断ると
何だか悪者にされそうな
気がします。
気が引けて
その間の関係が
ぎくしゃくとなりそう。

実は
断るのも
辛いんだと思います。

だから
頼んだときに
相手がさらっと
楽に断れるように
してあげたほうが
お互い楽なのかもしれない。

たとえ返事が”NO”でも
言う方も言われる方も
さらっと流せるようにする。

断られる上手に
なったらいいんだと思います。

お願いする立場にあったら
断れ上手でいようと思います

どんな軽いお誘いでも
相手に断れられやすいようにすること

断られ上手になると
その人との関係も
心地よいお付き合いができる。

断わられ上手って
妙にへりくだることじゃない

断られ上手になるには
相手の表情、声の調子、仕草、言葉使いで
難しいと思ったら
パッと引くタイミングを計り
そのことを察知して
追い詰めないのが
断割られ上手。

そして
断られ上手の根底にあるのは
相手の気持ちを思いやる心

常に思いやりの心を
持っていることが
断られる時も
断る時も
大事ってことを

断られて
教えてもらいました。

思いやりの心ある
断られ上手でありたいと
思います。

☆ 今日は周南倫理経営講演会に行ってきました。
今日もいっぱいいい話を聞きました。今日聞いたいい話を
経営に取り入れることができるかどうか、当たり前のことを
当たり前として続けて行くことができるかどうかか、成功への
ポイントだとつくづく思いました。明日からの行動が勝負です。

防府でいつも支えてくださってる原田相談役、馬場副会長と周南
に参上。いい時間を過ごせたことに感謝です。

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偉い人はどこに

最近のこども達の
尊敬する人の調査で上位に上がってくるのは
スポーツ選手、アーティストや
母親、父親、先輩、友達など
頑張っている身近な人に
尊敬や憧れをもっていることがわかる。

僕がこどもの時とは、ちょっと違和感を感じる。
僕たちの時は
聖徳太子、アインシュタイン、ヘレンケラー
野口英世、エジソン、徳川家康などで
こどもの時
その人物の伝記をよく読んだ記憶があります。

尊敬できる人物は偉い人。
お父さん、お母さんも尊敬してても
偉い人?と考えてしまったのかもしれません。

日本人にはお金持ちや成功者とは別に
「偉い人」という分類があったと思います。

今も偉い人はいるはず
何をもって偉い人と考えたかというと
どんな困難ことがあっても、揺るがない
「志」や「心意気」をもっている人物なんだろう。

こどもたちに
「志」や「心意気」を伝えるために
偉い人としてこどもたちに
生き方を教えていたのだと思う。

目に見えるお金や名誉、地位を得ることだけが
成功なのではなく
こどもの時、先生から学んだ
自分なりの「志」を果たすことが
人生の成功者、偉い人と言うことを
今のこどもたちにも伝えたい。

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礼を尽くせば人間関係トラブルを回避できる

人間関係のトラブルを回避するために
大事なことは
「礼儀」であり
相手に対して礼儀を尽くすことだと
最近やっと気がつきました。

トラブルを振り返った時に
トラブルになったのは
礼を尽くさなかったためだと
反省しています。

あの時
感謝の気持ちをこめていれば
相手も気持ちを静めてくれただろう。

あの失敗を反省しておけば
トラブルにならずに済んだだろうに。

親しい友人に対しても
もっと敬意の気持ちをもって
過ごしていれば
争うこともなかっただろう
など
人間関係に起因するトラブル回避するために
礼儀を尽くしておけばと今になって
反省しています。

礼儀とは感謝」と「反省」と「敬意」の
こころをもつことだと思うのです。
もっと具体的に言うと
素直に「ありがとう」と口にし
謙虚に「すみません」と反省の気持ちを込めること。
そして、相手に言われたことは
「はい」と気持ちよく返事をして受け入れる。
「はい」の語源は「拝」であり
おがむように相手に敬意を表すのです。

このように相手に対して
礼儀をわきまえていれば
人間関係のトラブルは
回避できるでしょう。

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自分のやりたいことの見つけ方

今、自分は医師として働き
しあわせな生きるための生き方を考え
自分の生きてきた様を振り返り
自分の生き方がみなさんの生きる方法の
ひとつになればと思い
毎日ブログを書き、本を出し
今もこうして執筆に励んでいます。

今自分は
幼い頃からやりたかったことをして
生きていることに
感謝しています。が
今日々こどもや若い人・・・だけでなく
働き盛りの方、主婦の方だけでなく
老若男女、多くの人が
自分の生き方に悩まれている。
特に
自分のやりたいことを模作している方が
年々増えているように思います。

今は情報化の時代
悩みがあれば
インターネットを開けば
多くの情報がでてきます。
でもPCの前にどれだけ座っていても
自分にあったことなど見つからないと
嘆いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

人間は
目の前に多くの選択肢があればあるほど
決定回避してしまうものなのです。

ですから
何をしたらいいか悩んだ時には
まず
他人がやっていることに注目するのではなく
自分の外側でなく、内側を見るべきなのです。
つまり自分の中に選択基準をもっていること
自分自身の得意なこと、大事にしている価値観を
自分自身がわかっているかがポイントです。

その上で
今やっていることに問題を感じたら
今そのことが自分自身の興味にある事柄かどうかを
考えてみましょう。
興味がある問題なら、その問題を深掘りすることに
意味があるのです。

今やっていること、やろうとすることに
楽しさを感じることができるか?
ということも大事なんです。
今つらいと思っていても
楽しいと思う瞬間があれば
深掘りしていい証拠です。
楽しいと思えることって
実はその人の得意なことだったり
大事にしている価値観とリンク
している証拠だからです。

あなたのもっている価値観と
今起こっている問題
これからやろうとしていることが
リンクしていれば
誰に何を言われても
進むべきことです。

そうすれば
必ず道は切り開かれていくのです。

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人生色々を応援

最近政治家が
高校無償化をどうするかという
議論をしている報道を
耳にする。

中学校までは
義務教育だから
給食費をただにするかどうかの
議論とはちょっと異なる気がする。

というのは
自分のクリニックでも
学校に行けないこども達の受診が増え
中学生だけでなく
小学生など低年齢化も気になっている時に
みなが高校にいくのが、
全てのこどもに必要かどうか立ち止まって
考える必要はないだろうか?

まず、こども達の中には
必ず勉強嫌いのこどもがいるということを
わかってあげないといけない。

勉強は嫌いだけど
野球、バスケットなど運動したいから
高校に行きたい。
それは立派な進学理由だから
おとなは、しっかり応援してあげたい。

勉強は嫌いでも
何が好きなものがわかっているだろうか?

ケーキ職人になりたいなら
高校に行くよりも
有名なパティシエの元で修行。
お笑いが好きなら
落語家の師匠に弟子入りする
漫画が好きなら
漫画家のアシスタントから始める
映画がすきなら
映画現場のアルバイトをする
などなど
夢がはっきりあるならば
高校という、おとなの考える学歴と言う枠で
遠回りするよりも
もっと、自由な道を選ぶことを
親をはじめ周りのおとなが力を貸すべきでは
ないでしょうか?

高校無償化だけを議論していることに
なにか虚しさを感じてしまうのです。

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外見を整える

先日お茶の席に
立ち会わせていただきました。

その時、お点前をされた方の
ふすまの開け方、歩き方、お茶の出し方など
その所作のひとつひとつが美しく
感動しました。

その所作をされた方が、
初めてお会いした人でしたけど、
とっても魅力的に感じました。

行動も、所作も
心からでるんだと思いました。

外見を整えることは
大事なんですよね。

外見は
100%自分でコントロールできるもの。
でも
僕がいう外見は容姿容貌では
ありません。

外見は自分の姿。
”かっこいい”と思わることを
目指すのではないのです。
”かっこいい”と思うのは
自分の判断でなく
自分が見た人が判断するので
一定の判断ではないと思います。

だから
容姿容貌の良し悪しは
自分でコントロールできません。

自分自身で作り出す自分の姿が
自分自身の外見です。

ですから
お茶の席で感じた所作は
まさに
誰にも美しいと感じさせる
美しい外見の姿ではないでしょうか。

ですから
いつでも、どこでも、どんな時でも
相手が誰であり
相手に敬意を示して
礼儀正しく接することは
相手にも必ず伝わります。

きっと
あなたを美しいと感じてくれるでしょう。

あなたの心の状態が
あなたの相手に対する気持ちが
必ず
あなたの行動にでます。

外見は、
内面から来るような気がします。

心が磨かれは
外見も磨かれる。
でも、
外見を磨けば、
周りから好印象を持って、
誉められばうれしくて、
心も輝きだすような気がします。

ですから
どんな人にも
心穏やかに、礼儀礼節を重んじて
接すること。

外見を整えること
それは
自分でコントロールできる
自分磨きの方法だと思います。

礼儀礼節と所作を
整えていきましょう。

 

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人と付き合うこと

以前から

以前から座禅をしています。
座禅は、自分と向き合う時間です。
そして、
機会があれば
禅問答を通して
老師と向き合うことで
今の自分を評価してもらっていました。

だから老師は僕にとってメンターです。

そして僕の周りには、
今までであった人の中には
僕を成長させてくれる人
気づきを与えてくれた人がいます。

実際にお会いしたことがない人でも
いつまでも医師として
素晴らしい活動をしている日野原先生。
心のあり方を
教えていただいている渡辺和子さん。
そして
なぜか心惹かれる良寛さん、空海さん。
みんな自分を成長させてくれる
メンターなんだと思います。

そして、メンターとは逆に
ライバルという人もいます。
ライバルって
僕にとって気になる人
今の自分に刺激を頂いている人
じゃないかと思います。

つまり
自分のするべき、なすべきことを
ちゃんと持って進んでる人。
そう考えると
今出会っている頑張ってる人は、
みないい意味でのライバルです。

本当にいい刺激をもらって、
彼らにいい刺激を与えようと
切磋琢磨している気がします。
それが自分にとっての
ライバルなんだと思います。

そして最後に
応援したくなる人もいます。
その人は
頑張ってる人。
患者さんもそう、
友達でも、
知り合いでも、
たとえ実際にあったことがなくても
ニュースで知ったような頑張ってる人。
頑張ってる人を応援したくなります。

そして家族も。
その人達に
応援できるやり方は、
みんな同じじゃないし、様々。
だから、
あなたにいつも応援している、
大事に思ってますという気持ちを持つこと。
そのサインは、身近にいてもいなくても
必ず通じるものだと思ってます。

誰と付き合うにしても
お互い成長することで
自分もまわりの人も
もっと輝き、、喜びを
持っていただけたら
こんなにうれしいことはないです。

気持ちがある限り
お互いの関係は
更に発展するものだと
信じています。

自分の付き合いのポイントは、
ズバリ信頼です。
この根本が、
お互いの絆を深めて行くのだと思います。

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褒めて育てるために覚えておくこと

昭和の時代に育った自分から
今のこどもたちの教育方針は
かなり変わってきたと思う。

自分たちは
しごきなどと言われるような
歯を食いしばって
愛のある指導をうけて成長してきた。
しかし、現代の多くの教育方針は
褒めて育てるという。
親も先生も指導者も叱ってはいけない。
自分たちの時代は愛ある鉄拳も日常茶判事だったけど
今は、どんな理由があろうとも
全て暴力と捉えられてしまうらしい。

そして
指導を受ける側も
「僕はは褒めて伸びるタイプなので
叱らないで下さい」という
こどももいるようです。
その言葉を聞くと
さすがに違和感を感じるのです。

褒められることだけを
相手に望んでいると
褒めると伸びるどころが
いつも自分の殻から抜け出せない
こじんまりとした人生になりそうで
ちょっと心配になります。

褒めるにしても
何から何まで褒めるというのは
ちょっと違うと思うのです。
ですから、褒め方にに注意なのです。

例えば
何から何でも褒めていると
褒められることが当たり前になり
ほめられないと
不満や不安を感じるようになってしまいます。

注意しないといけないのは
何かをさせるために、褒め言葉をくり返すだけだと
自信過剰に陥って
予想外の失敗を経験した時
失望がとても大きくなってしまいます・
だから、必要以上の褒め言葉が
おだてになってはいけないのです。

また
何か褒めることを探した時に
外見のことばかり褒めていると
自分の内面がわかってもらえない
と自身喪失に繋がってしまいます。

褒めればいいというわけではなく
褒めるリスクもあるのです。

それでは、どう褒めればいいのでしょうか?
それは、「すごいね」「えらいね」という
相手を評価する言葉ではなく
自分が感じた素直な気持ちを
伝えるのがいいのです。

勉強頑張ってくれるし
いい子でいてくれるから
いつも笑顔で過ごせるからありがとう。
とか
ごはんも残さず食べてくれるから
料理作りがいがあるわ・・・など
気持ちを素直に自分の言葉で伝えることが
いいと思うのです。

そのあなたの素直な気持ちが
一番の褒め言葉なんです。

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