むずかしいことほどやさしく

作家井上ひさしさんが遺した言葉に
「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そして
ゆかいなことはあくまでゆかいに・・・」
があります。

僕たちは
長く生きるようになって
年を重ねるごとに
何かをみたり、聞いたりした時に
もっと深い意味があるのではないかと
立ち止まって考え込んでしまうことが
増えている気がします。

井上ひさしさんがおっしゃっているように
真理に添って、シンプルに
そして美しく生きることが
しあわせにつながる気がします。

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朝の自分

朝目覚めた瞬間、よく不思議な感覚に襲われることがあります。
同じ朝のはずなのに
景色が違う、空気が違う、朝日が違う・・・
朝起きた時の不思議な感覚を詩にして見ました。

朝は爽やかだけど、今日も35℃以上の高温注意報が
出てました。暑さ対策をしっかりして、いい一日を
お過ごしくださいね。

“朝の自分”

朝、目覚めた時の
自分って・・・・・

昨日の自分に
今日の自分を
重ねても
どこか微妙にズレている
気がする
一日違いの
二人の自分
昨日はすでに
遠い過去
うれしいような
かなしいような
時間の経過
重ねたときの
そのズレが
美しくあることを
願って生きる

昨日の自分とは違う
今日の自分が
そこにいる

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こどもは今を生きている

こどもは、常に
「今、ここ」に起きていることに
注意を向けて生きています。

こどもは
大人からみると
どんなにつまらない虫や雲出会っても
目の前にあるもの
今、目に入ったもの、耳に届いた音に
興味をもって、こころを今に向けていきます。

幼いこどもであれば、あるほど
これまでの行動や
これから起こるであろうことについて
考えることがほとんどないはずです。

まさに、こどもは
「今、ここに生きている」のです。

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会いたい人に会いに行く

僕は出会いが
人生を切り開いてくれると思っているし
自分の人生を振り返ると
その人と出会ったから
その時には考えられなかった
道を今歩いている気がします。

ですから
運命を変えるチャンスを
人が運んでくると思っています。
運命の人との出会いがあるから
あなたの運命が新しいステージに向かうのです。

日々多くの人に出会うし
誰が運命の人なんかはわからない。
いきなりその人に出会うとも限りません。
でも、その人に出会うように
すでに運命の歯車は動き出しているのです。

それに気づくのは
あなたの意識ではなく
あなたの直観です。

僕の場合は本です。
本屋や図書館に時間があれば
行くようにしています。
そして、多くの本の中に
手を伸ばしたくなる
キラッと光るような本を手にすることが
あります。

なぜその本を手にしたのか
わからないけど
興味をひいたのは明らかなのです。
それが、直観なんです。

その直観を頼りに
手にした本は
必ず借りるか買うようにしています。
読んでいくと
これからの自分が動くべきヒントが書いてあったり
この本の著者に会いたいと思うようになり
そのその者者に会える気がして
この本を手にしてよかったと思えるのです。

そして、その気持ちは萎えることは
ありません。
そうすると
その方と実際出会え、新たな道を開いてくれるのです。

ですから
僕は会いたい人には会いに行こうと思っています。
忙しくても、時間がなくても
必ず会えて、あなたの人生の歯車が回り出すのです。

会いたい人には
必ず会いにいきましょう。

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マインドフルネスとは

今、ここで起きていることに注意を向け
更にそれに対して評価を加えずに受け入れる状態を
マインドフルネスといいます。

マインドフルネスは
ストレス対策などの有効性も知られ
日常的に、一般の方でも
ストレス対策に
マインドフルネスが役立つことが
知られています。

ただ
マインドフルネスは
一般的な心理療法とは異なり
ストレスや抑うつ、不安などの
ネガティブな感情をなくそうとはしません。
なぜなら
ネガティブな感情を悪者と考え
無理に押さえ込もうとすると
逆に苦痛を強めてしまうからです。

マインドフルネスは
今こころに浮かんだ感情が
いいとか、悪いことなどと
評価せずに
その勘定を丸ごと受け入れることなのです。

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しあわせ薬

しあわせに生きるためには
住むところがいるし
おいしいものも食べたいし
お金だって必要かもしれない。

それも必要だけど
それだけではしあわせにはなれない。

しあわせになるための
しあわせ薬があるのです。

それは何かというと
褒められることなんです。
人を褒めることって
意識しないと褒めることって出来ません。
褒めようと思わないと
目につくのは、悪いところばかり。
悪いところをみつけてばかりで
いい気になってると
自分のしあわせがどんどん逃げていっていることに
気がつかなくなってしまうのです。

そして
人間って自分以外の人に褒めてもらえると
単純にうれしくて
どんどんしあわせな気持ちになるのです。

そう言えば昔、山本五十六元帥が
次のような言葉を遺しています。

「やってみせて
いってきかせて
やらせてみて
ほめてやらねば
ひとはうごかじ」と。

人は褒められたことで
やる気のスイッチが入るのです。
人間関係においても
陰口を言っても
誰もしあわせにはなりません。

褒め、褒められることで
人はしあわせになれるのです。

褒められることは
しあわせ薬なのです。

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いない人の話をしない

人ってうわさ話がすきだなって
思いませんか?

テレビや週刊誌で
芸能人の話であっても
思わず耳を傾けてしまって
何だか
嫌な気分になるってこと
ありませんか?

日常生活でも
お話しをしていて
”○○さんって、最近・・・”って
その場のいない人のことを
話題にすることってないですか?

たとえ
その場にいない人のことを
心配する内容であっても
話しているうちに
話に尾ひれがつき、憶測が憶測を呼び
そして
どんどん悪い方向に話が進んでしまったとか
又は
誰かが悪口を言い始めて
黙って聞いてても
相槌を打ってるような気がして
結果一緒に悪口をいってしまってるような
気がしたことってありませんか?

悪口でなくても
例えほめる内容なことでも
その場にいない人のことを
話題にするのはやめましょう。

自分の知らないところで
話題にあがるって
いいことでも、悪いことでも
いい気持ちはしませんよね。

もし、いい話だと思っても
なおさら本人に直接お話しした人がいいですよね。

その場にいない人の話はしない
その場にいない人の悪口は決して言わない
ように心がけましょう。
そうは言っても
その場にいない人の事を話題にしないって
できそうでできないことのひとつかもしれません。

でも、
その事を心に留めて
人と接することで
だんだん
自分の心の中の責め心が小さくなり
人を思いやる気持ちが芽生えてくるような気がします。
その場にいない人の話をしない
実践してみませんか?

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この本で記した僕の経験が、思いが
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喜んで支払う

月末になると、
色々な支払いがやってきます。
収入はうれしいけど
支払いはしぶしぶ
という気持ちになりがちですけど

倫理法人会創設者の丸山敏雄先生は
”支払いは早く””支払いは喜んで”と
おっしゃっています。

支払う時に
いやいや、嫌な顔して支払うと
支払いを受け取る方も
何だか、悪いことをしたような
嫌な気持ちになってしまいます。

支払われた人だけじゃなくて
買った物でも、受けたサービスでも
悲しい顔して支払われると
喜んでもらえなかったと
きっと
悲しい気分になってしまう
に違いありません。

そんな気持ちは
支払う側、支払われる側だけにとどまらず
じわじわと周りの全ての
人、物にまで
広がってしまいます。

だから、どんな時も
清々しい気持ちで
喜んで支払うことが
大事なんだと思います。

喜んで支払う
その潔さは
きっとその後
支払われた側との
信頼関係が深くなることでしょう。

出し惜しみすると
相手も買われたものも面白くないのです。
喜んで支払っていたら
お金は喜んで出て行って
喜んで帰ってきてくれる
そんな気がします

すると
お金に心配することはない
生活がすごせるのではないでしょうか。

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年を重ねると1年が早く感じる経験

年を重ねるごとに
1年が早く感じるようになった人は
多いと思うし
どうしてだろうという人も多いことでしょう。

その理由は
年をとるほど
「今、ここ」に生きていないからだという
考え方があります。

「今、この瞬間に、こころになければ」
今の時間を意識されないから
あっという間に時は過ぎてしまうのです。

このことは
幸福度とも関係があるとことも
関係があることがわかっています。

ハーバード大学の心理学者
マシュー・キリングワースと
ダニエル・ギルバートは
18歳から88歳までの2250人を対象に
「どんな時にしあわせを感じるかを」調査しました。
すると、参加者のうち46.9%が
「今、取り組んでいる物事以外のことを考えた時ほど
幸福度が下がっていたというのです。

つまり
人は、食べたり歩いたりしている時で合っても
他のことをことを考えながら行うと
しあわせは逃げていくのです。

ながら食べや
こころここにあらずの行動は
しあわせ度が下がっていくのです。

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解熱剤

熱が高いと、熱を早く下げようと思って
解熱剤を使いたくなります。
でも、ちょっと、待って下さい。
その熱、下げた方がいいですか?
身体に病原体が侵入すると、熱が出ます。
こどもの感染症の多くはウイルスです。
ウイルスは、高熱が苦手なので、体温を上げてウイルスを
排除しようとしてます。
また熱が上がると、白血球の機能が促進されたり、
免疫機能が高まります。
熱を出すことで、熱の原因の病原体をやっつけているんです。
病原体を戦うために、熱が出ることは大切なことなんです。
熱は身体を守るための生体防御反応の一つです。
大切な反応だから、基本的に熱は下げない方がいいです。
解熱剤は、
熱の原因となるウイルスや病原体をやっつけてるわけではなく。
熱を力づくで下げているだけなので、大切な免疫力を落とすことになります。
熱を強引に下げると、具体的にはどうなるのでしょうか?
①解熱剤を使って、強引に熱を下げると
抗体や炎症反応物質などの産生を抑えることになってしまって
ウイルス感染が長びいたり、動物実験では死亡率が上昇すると
いう報告もあります。
②解熱剤で熱を無理やり下げても、根本治療ではないので、
また熱を上がります。
人間は熱を上げる時に、熱を産生するために全身で色々反応が
起こります。
例えば、
血管が収縮して熱を逃がさないようにするので、
手足が冷たくなって、青紫の色になったり、
熱を産生するために、筋肉を震わせます。
だから、熱が上がる時って、ガタガタ震えます。
熱を上げるのは全身で行う反応なので、そのために体力が
消耗し、回復力が悪くなります。
熱が上がる時に、けいれんも起こりやすくなります。
解熱剤を使って、熱を無理に下げないことが
いい理由がわかっていただけましたか?
それでは、解熱剤はどんな時に使ったら、いいのでしょうか?
解熱剤を使う目的は
熱を下げることではなく、こどもの病状を改善して
あげることです。
つまり、熱が高くて
眠れない、食事(特に水分)が全く取れない、発汗ひどく
脱水傾向にある、体力の消耗が著しい
使って上げてください。
この時も
正常体温まで下げる必要はありません。
40℃で使って、1℃でも下がるだけでも、体は楽になります。
その時に、水分や食事、睡眠をとらして上げてくださいね。
熱があるからって
あわてて解熱剤を使わない。
熱を悪者とせず、受け止め対応していくことが
大事だと思います。

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